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2012-04-28

前岡山県県議会議長、小田春人氏に一夜招かれました

夢が原の椿

意外性、先日思わぬ方からお電話があった。昨晩はその方から、宴席のご招待があり、実に有意義、談論風発、楽しいひとときを過した。その方の名は、前岡山県議会議長、小田春人氏である。



私の退職と、これからの人生を祝って頂いたのである。氏とは、私が中世夢が原の園長を引き受けたばかりのころ、県庁でお会いしたのが最初で、その後個人的にはお会いしたこともないのだが、私の退職のお知らせを出したところ、文面を読んですぐにお電話をくださったのである。



一度、県庁でお会いした時にもブログで書いた記憶があるのだが、やはり氏はひとかどの人物であることを、昨晩も感じた。私ごときのことを、覚えていて私のこれからを案じ、配慮して下さり、しかもわざわざ宴席を設けてくださったのである。



そのとあるお店は、西川に面しており、二階の個室が用意されていて、約束の時間に往くと、氏はすでに先に来られて、私を待っておられた。私は恐縮し、もっと早く来ればよかったとおもったが、時すでに遅しであった。6時からの二人だけの愉しい会話の一席は、美味しいお料理と共に、私を心からリラックスさせ会話は弾んだ。



氏は、おそらくめずらしい人生を歩んできたと思われる、私の経験してきたこれまでを、寛容の心で、賢い兄貴が愚弟の話を聞くように、受け止めてくださったのだ。だから私は話す必要のないようなことまでを、話している自分に少し驚きながらも、相手次第でこうまで話が引き出されてくることが、今更のように自覚されたのだ。



内容は多岐に及んだのだが、私が中高年が生き生きするような私塾をやってみたいというこれからの夢を語ると、氏はそれはいい、是非やられたらと激励して下さったのだ。



実は、ユニークな私のアイデア塾に応募してくる方がおられるかどうか、一抹の不安のようなものも少しはあったのだ。心ある方に私の思いを何人かに伝えてみると、ほとんどの方が、良い反応なので私はやってみることにきめてはいたのだが、氏との対話の中で、より具体的にアイデアが深まってゆくのが、自覚されたのだ。



氏と別れた後、思わぬよる時間が過ごせた余韻に浸りながら、西川沿い、雨上がりの春を感じながら、駅に向かって歩いた。歩きながら、これからも意外な時間が過せるようなことを、可能な限りやってみようと心に誓った。


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