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2013-12-29

藤原新也さんの作品が我が家に届きました、幸福感に包まれています。


とりあえず階段の壁に収まったMOONHOUE
これからしばし、お正月の間はすべての身体の諸器官を緩めたいという、五十鈴川だより、いい意味での心地よい疲れが身体にしっかり蓄積されていて、今朝も6時近くまでぐっすりと寝んでいた。やはり年の瀬、何かと忙しくしばしブログが書けなかった。

 

昨日から長女と婚約者のレイ君が帰省し、母もお正月は一緒に過ごすので我が家は一気ににぎやかになってきた。

 

さて、私が藤原新也さんのWM、CatWalkを愛読している事は、このブログで触れているので御存じの方もおられるかと思います。

 

簡単に触れますが、その会員にクリスマスプレゼントとして、氏のリトグラフ、石版画が限定で頒布され、すぐ二作品を申し込んだのだが、幸い抽選で二作品とも我が家に届けられた。私は、勝手な一方的藤原新也ファンである。

 

小さい、【満月の夜のざわめき】は、クリスマス前に。大きい【MOONHOUSE】は26日の夕方に届いた。年の瀬、我が家にやってきた大きい作品を前にして、私は格別の感に耽っている。

 

驚いたことがあった。26日、仕事中は持ち歩かない私のケータイに、着信があるのに夕方気づいた。開くと前日も同じ方から着信があり、記憶にない方からだったので、気になってこちらからかけてみたら、なんと、藤原新也さん本人だった。作品が届くのとほぼ同時に。

 

この25年間に、4回位はお会いしたことはありますが、電話とはいえ、長く話したことは初めてで、いい歳をしてファン心理とは妙なもの、理屈抜きで緊張した。それは楽しく嬉しい喜びの緊張だった。

 

何故お電話を頂いたのかは省略するが、上京する折には私の娘(長女)も共に、一緒に御飯でも食べようとおっしゃってくださった。藤原新也さんと一緒に食事をする姿を想像すると、やはり嬉しくも緊張するだろうなあ。私にしかわからない喜び。

 

藤原新也さんに、初めてお目にかかった日のことは、ハッキリ記憶している。私が富良野から帰って、千葉の浜金谷というところで、小さな丸太小屋を友人たちと建てていた時だから、34歳の頃妻と出会う直前の出来事。その日のことは、またきちんといつの日か書きたい。(藤原新也さんは現在もその近くで、週末を過ごされている)

 

私は月が好きである。長女は満月の夜に生まれたので、満智という名前である。その娘が来年結婚するので、藤原新也さんの作品(満月の夜のざわめき)をプレゼントすることにした。親ばか丸出しで、なんとも言えない喜びに満たされる。

 

おそらく、長女が生まれなかったら、東京から岡山に移住はしなかったかもしれない。藤原新也さんとの出会い、妻との出会い、娘との出会いが、私の人生を岡山に導いてくれたのである。

 

あれから24年の歳月が流れた。その長女が結婚する。私は再び新しい農の仕事に従事している。そのいわば門出に、藤原新也さんの作品が届いたこと(何かがお祝いしてくれたのだと勝手に思っている)、我が家にとってこれ以上めでたいことはない。

 

 

 

 

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