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2013-12-19

雨の日に、ネギを植える定植機械が届き指導を受け、夜は声を出す。

F氏が作ったロケットストーブ(暖かい)

先週も書いたが、水曜日は一日が長いのだが、その一日はあっという間に過ぎる。昨日はあいにくの雨だったが、首を長くしてまった葱を植える定植機が届いた。

 

開発された方がやって来られ、ぬかるむ畑地で雨の中動かし方の指導を、F氏と共に約30分受けた。雨だったのでそれ以上は足場がぬかるんで、不可能な中なんとか最低限の指導を受けた。

 

最悪のコンディションの中での現場指導ではあったが、なんとか終えることができた。なにはともあれ、利益がまだ出ない中専務が、新たな投資を決めたことで、この広い畑に葱を植え、春には収穫できる青写真がえがける。

 

働かせていただける私としては、ともかくやれるだけのことはやらねばならないという、新たな気持ちが湧いてきた。わずかなスタッフではあるけれども、やる気で皆まとまっている。そのことが私としては一番うれしい。農業はチームワークがすべてなので、以心伝心で物事が運ぶ、サンナンの農チームは今のところ申し分ない。

 

後は身体を大切にケアーしながら、一日一日を大切に働きたいという思いだけの、このところの寒さの季節に思うことだ。

 

サンナンの現場から家に帰り着かえをし、頭を切り替え車で岡山へ。天神山プラザで6時過ぎからから、7時まで体操をしてから、9時近くまでY氏と二人でシェイクスピアを読んだ。師走は全メンバーがそろうことは難しい中、Y氏は熱心で何よりも心に余裕がある。

 

二人きりで夢中になって声を出していると、いつの間にか年を忘れ、なんとも言えない子供時代に帰っているかのように楽しくなってくるのが、お互いに分かってくる。そのことが自覚できるからお互いに続いているのだろう。

 

だれにも邪魔されず、一心に集中してやれることがある時間は、はなはだ贅沢な時間だということを深く身体で実感する。シェイクスピアの作品の珠玉の宝石のような言葉を誰がしかと共有しながら、声に出して遊ぶ。

 

声を出すことは、はなはだ体力がいる。現在の自分の心技体を量るには、シェイクスピアは手ごわい。だが続けられる間は挑戦し続けたい。なぜならやがては声が出なくなる人間は器だからだ。

 

 

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