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2012-06-24

遊悠塾初めてめての参加者現る

私が懸垂するぶら下がり棒

今のところこのブログと、何十人の方にしか、私塾に関しては知らせていないし、具体的な問い合わせがなかったのだが、とある方にお葉書を頂き、お返事の中に遊悠塾のチラシを同封したところ、その方から、参加したいとのメールを金曜日に頂き、昨日開塾二回目にして、初めての参加者と二人で、8畳の部屋で声を出しました。



テキストはシェイクスピアの間違いの喜劇、全ては一から始める(来年の3月までに15人の参加者があればとの思いです)、とりあえずしばらくは、私一人でやりながら、とのおもいでいましたが、やはり届くヒトに届けば反応はある、ということがハッキリわかりました。



その方は、いま現在少し膝が痛いとのことで、身体を動かすことはせず、少しの自己紹介の後、いきなり私と二人でテキストの台詞を、15分読んでは5分位休(人数が増えればまた変わります)みというという感じで、3セットやり、二人だけの塾の時間を過しました。



遊悠塾は参加される方の個性に合わせて、レッスンを(年齢、性別、体調、すべて異なりますから)します。読んだこともないセリフを、いきなり初見で素読で読むわけです、しかもかなり長いセリフもあります。それも他者とやりますから、かなりの緊張感のなかで意識の集中力を持続させながら、声を出さないといけないのですから、否でも全身を使います。汗が出てきて喉が渇きます。



それでもなんとか初めてのレッスンを終えました。お互い初めて出会い、共に台詞を声に出しました。その方(女性の方です)は翻訳文体であれ、おそらく生まれて初めてシェイクスピアの台詞、言葉を声に出してみて、黙読と声に出すことの違いをわずかの時間ではありましたが、実感されたと思います。



終えて、西大寺のバスセンターまで、二人でお話をしながら歩きました。人間は私も含め、いろんな紆余曲折の人生を生きています。たまたま、私の塾にわざわざ足を運んでくださった方、青春の疼きを、いまだ抱えて(私もそうです)おられるように思いました。



いま現在の生活をもう一度見つめながら、これからの人生を共有する塾で在りたい、と声を出しながら、希望(ねが)わずにはいられません。人が増えてゆけばきっと楽しくなる塾になるという、確信が私の中に昨日生まれました。








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