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2019-09-25

16歳のスウェーデンの女子高校生の叫び声の映像をみておもう。

16歳のスウェーデンの女子高校生が地球温暖化対策に対して、先進国のあまりに危機感のない取り組みに関して、国連で涙ながらに激しく訴えている。是非は置くとして行動力には驚くべきものがある。

この温暖化による(といわれている)気候変動が我々文明社会が築き上げた、主に産業革命以降の、便利で快適な石炭や石油に頼った生活の上に排出された二酸化炭素によるものであるのあれば、それは心ある、人類のすべてが、私を含めた毎日車などを運転している一人一人が考えないといけない、大問題である。(とおもう)持続可能な人類の行く末の大テーマを。
1991年に買った本岡山に移住する一年前

なぜこのような大問題を、朝からわたくしごときの初老男のブログで書いているのかは、自分でもよくはわからない。SNSをはじめとするヴァーチャルサイトで、国家間を超えた若者たちの間接的ではあるが、温暖化によってもたらさられるで、あろう気候変動に関しての、未来生活に対する連帯のニュース映像に私は驚いている。

若者たちの危機感は初老男の想像を超えている。初老男にもその声は届く。

アメリカの銃の規制に関しての若者たちのデモ、香港の民主化運動の先頭に立つ若者たち(デモはしても暴力はいけない)、プラスチックの問題の関しても若者たちが多様な声をあげている。私もそうだったと過去形で書かなければならないのは、少々の寂しさが漂うが、正論をことさらにのべることは五十鈴川だよりでは慎み控える。事はもっと複雑でにっちもさっちもいかない諸問題が複雑面妖に絡まっているのだと思うからである。でも考えないとまずいと、私でさえ思う。一口に気候変動。

太陽が昇り、日中半日近くをアウトドアで肉体労働時間を過ごすと、確かにこの10年近くの夏の暑さは半端ではない。まさに自分自身の問題として考えざるを得ないのである。主に都市部の低いところに住む全世界のかなりの人間がクーラーに頼る暮らしから逃れられない。

世界的にあちらこちらで、台風やハリケーンによる水害停電、家屋が水に浸かり、倒壊被害が続出する。アマゾンの以前では考えられない大火災など、問題山積のグローバル化人類社会。

ではどうするか。無関心がやはり一番まずいと思う。あらゆる一見困難解決な問題に関して、ほとんど社会的な役割を終えたとはいえ、社会の中で生かされているものには、生きている間は、なにがしかの未来人に対しての責任があると思う。

だからたぶん朝からこのようなことを五十鈴川だよりでつづるのは、16歳の異国の女子高校生の叫び声に関して、初老男の無関心ではないことのささやかな表明である。

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