ページ

2019-03-03

副島隆彦氏と佐藤優氏の対談本を読みそしておもう。

バカの壁ではないが、人間の脳は偏った見方や、好きなもののみに偏向しがちなものであることを思い知らされた、というのは一昨日から時間を見つけて、副島隆彦氏と佐藤優氏の、対談本【暴走する国家・恐慌化する世界】という本を読み終えたからである。

以前私は、このような本や、ある種の偏見が私の中に在って、副島隆彦氏の本などはあまり進んで読もうとはしていなかった。手にしたのは、対談相手が佐藤優氏であったからである。(佐藤優氏には、右とか左とかの偏屈な思考のかたより、色分けがない、ニュートラルである)

佐藤優氏の 書かれた本の前書きを読んで、読む気になったのである。私の読書は偏っていて、苦手の分野、特に経済や政治、理系に関する読書は50歳になるころまでほとんどしたことがなかった。

9年前に出版された本だが知らないことが詰まっている
がしかし、佐藤優氏の(信頼できる)御本を手にするようになってから、(10数年前から)ゆるやかにわずかではあるが これまであまり手にすることのなかった本を読み始めたいきさつがある。

佐藤優氏の真の意味での知識人としての、その膨大な身を賭して得た体験に裏打ちされた、見識と発言、そのあまりに該博な知識に、これまた裏打ちされた、論理的な見立てに、いつも感服してきたからである。

このような思考を持つ、いわゆる異能の 真の意味での誠実な知識人が我が国に存在することに驚き、どこかこのような方が現代日本に存在することに、ほっとしてしまうのである。

今から9年前に発行された本なのであるが、対談の内容が赤裸々に書かれている、(ときに恐ろしいほどに)古くなっている個所もあるが、いま読んでも、世界の民族、宗教、歴史、地政学的な視野のあまりの広さには驚愕させられるほどの内容が、この対談には詰まっている。教えられる。

それにしても、お二人の世界情勢の情報分析、丁々発止の本音のやり取りに引き込まれ、全5章まで一気に読み終えたが、特に中東情勢の核の問題はじめ、世界情勢の目まぐるしい推移(覇権争い)は不気味さが増しているのがよくわかる本である。

五十鈴川だよりでは、深い内容は記せないが関心を持たれた方は、読むことをお勧めする。金正恩との対談を終えたばかりのトランプ大統領は、宇宙軍を設立すると発言しているが、今の国際情勢を真摯に分析し、庶民に知らせようとし、このような本が出版されて、手にできるというのは、平和な国である今のところの証左である。

0 件のコメント:

コメントを投稿