ページ

2018-07-16

ヒトはなぜ生きるのか?汗をかきながら、お天道様の下でおじじは考える。

うーむ暑い。とぼやく私である。このような酷暑の中でのボランティア活動の大変さは、わずか一日ではあるが、体験してみて想像に余りある。

老いも若きも、身体にだけは留意してことを冷静に受け止め、長期的に活動に従事しないと、かえって他者に迷惑をかけることになるので、私も慎重に行動したいと考えている。

ところで、この酷暑の中、私に 草刈りのアルバイトが入ってきた。考えた末、週に一二かい程度なら、引き受けようかと考え、とりあえず明日ゆくことに決めた。

声を出すにも、弓をひくにも、ボランティアをするにも、つまりは何をするにも、体力気力が基本なので、草刈りに従事しながら、動く身体で新陳代謝機能をキープし考える。

無理をしないで、なおかつ体をあまり甘やかさないで、動かさないと、身体がどうしても私の場合、さび付いてしまうし、安きに流されやすいので、日々の暮らしにメリハリをつける。

上手ではないが、中世夢が原で長きにわたって草を刈っていたので、草刈りにはいささか自信があるのである。体を動かせ、なおかつ自信のあることで、この年齢でいくばくかの収入を得ることができ、新しき中高年族との出会いも生まれるとしたら、これに越したことはない。生活のすべてに風を通す。
うーむ、年齢を忘れて読み進む、素晴らしい、暑さを忘れる。

ところで、リア王発表会は8月18日に変更になった。時は同じ 午後2時開演【開場1時半】
場所も同じ、県立図書館のデジタルシアター。席数は80席なので、必ず予約を入れてください。入場無料です。どうぞよろしくお願いいたします。

昨夜、塾生有志3名のレッスンをIさんのお店で行った。7月7日の発表会が急きょ延期され、発表会が終わるまでリア王の稽古が続くことになったが、塾生の真面目な稽古への情熱には、可能な限り真摯に付き合い、酷暑の夏を乗り切りたいと考えている。

延期になったことで、塾生の中に何やら、問題意識のようなものが生まれてきているのを、かすかに実感できたかのような任意レッスン時間が展開された。この猛暑で私のコンディションはあまりよくはなかったのだが、3名の塾生の発する声を聴いていたら、私の中にもなにやら、彼女たちのエネルギーが吹き込まれ、いい時間が流れた。

地球の日本の岡山の片隅で、暑い夏に熱い声を出している塾生に、(私としては 延期されたことを、良きこととして受け止めている塾生の意気込みに)ほんの少しででも報いるべく、努力したいとの思いだ。

塾生は、リアを読む私にも大いなる刺激を与えてくれる。今を生きることの中にしか、世界はないのである。人生は先送りできない。愛こそすべて、今こそすべてである。

レッスンを終え、赤穂線の中でハイボールを飲んだ、肺腑に沁みた。200円でいい気分になった。安上がりな人生である。



0 件のコメント:

コメントを投稿