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2018-04-17

わが国の平和憲法を大切にしたい、シリア・ダマスカスの悲惨なあどけない子供たちの映像に言葉がない。

もううんざりしている、というのが私も含めた多くの人々が感じておられる、このところのメディアの報道ではないだろうか。私を含めた大衆は日々の生活に終われとにかく忘れっぽい。

自衛隊の日報問題の隠蔽、次々に露呈する、あらゆるあまりの国民をコケにしたかのような、官僚や政治家のおごり、怠慢さ、立場をわきまえぬ振る舞い、場違いな発言等、真実はどこに?歳を忘れて怒りがいまだ湧いてくる。個人個人のレベルでもっともっと怒りを込めて、事の推移を冷静に見据え続けないと、やがてこの国の行く末はと、不安である。

五十鈴川だよりでは、触れようもない、または触れたくもないと短絡的に、短気な 私などは考えてしまう。編集された表面的な報道を、うのみにはできないし、まさに個人レベルでしっかりと事の重大さを思考する力、あるいはうんざりしたすきに、肝心かなめな大切なことを見逃さないようにしないと、まさに、権力者たちの思うつぼではないかと危惧する。

このところ、個人的なことばかり書いている五十鈴川だよりであるが、(それはそれ私にとっては大切なことである)時折納得できないことはきちんと書いておかないと、という反省がある。私自身うんざりはしつつも、歴史は繰り返す、そのつけは考えなかった、考えようとしなかった側に押し付けられてくる。

(効率優先、早い、儲かる、安い、改革やその他の甘い言葉で、仕方がないではないかと、無気力無思考域まで、気が付いた時には陥ってしまう愚を私は避けたい。ゆっくりで何も困らないのに、である。私のような考えは、いまや圧倒的な少数者であることは深く自覚しているが)
分かりやすく大変学ばせていただきました、謙虚に知ることの重さ

特に驚くのは、ないないといっていたのに、イラク・サマワでの戦闘地域の日報が1万3000ページにもわたって、克明に記されていたことが、この時期に露見したこと、なぜ?(もし露見しなかったら、ゾッとする)。

もうすでに日本は、憲法を無残に解釈して、戦闘地域に自衛隊を派遣しているという 厳然たる事実。ささやか極まる五十鈴川だよりに、このやり場のない怒り、驚きをきちんと書いておきたい。

一般大衆のあずかり知らぬところで、事は着々と進んでいることの恐ろしさ、 先の大戦でも、第一次大戦での始まりにしても、戦争というのは始まったら、泥沼化してゆくのは歴史が、証明している。心配しすぎることはない、くらい普段から考える癖をつけておかないと、私のような単細胞はとくに要注意である。

毒ガス化学兵器、(一部の悪魔科学者、技術者人間は、よくもまあこのような残酷な兵器を作るものだ)AIロボット兵器等、シリアのいたいけない子供たちの無残極まる映像には言葉がない。命令一つで、人間の悪魔性がもたらす空恐ろしき兵器を使う側と、使われる側のあまりの不条理、戦争は人間を鬼畜無感覚にしてしまう。

ぼけてしまいそうな、春の陽気の穏やかさの中、世界の片隅で絶えず起きている、不条理な出来事に対 する想像力を、齢を忘れエッジを磨きたい。

先の大戦での、数百万人の死者のおかげで生まれた、戦争の放棄という文言を国是として掲げる、わが国の平和憲法を何としても大切にしたい。




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