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2012-10-06

中年男3人での故郷への旅

旅に持参する本は3冊(その中の一冊)

4月から、夢が原と日高事務所の立ち上げと充実した忙しさを生きていますが、今日から4日間オフをとり、故郷の門川(延岡と日向の間にある、海沿いの小さな町)にかえります。ブログのタイトルになっている、五十鈴川がながれている、平凡な小さなさびれた町ですが、私にとってはかけがえのない、故郷なのです。

 

故郷を後にして42年、若いころはなかなか故郷に帰ることは叶わなかったのですが、岡山に越してからは、年に数回出来るだけ帰るように心がけています。おそらく日本国中の街が、面影が見いだせないほどに変貌しているのではないかと思います。我が町も例外ではありません。

 

がしかし、幸いなことに我が故郷は、寂れて、生家も跡形もないとはいえ、私が泳ぎを覚えた、五十鈴川はいまだその清流をとどめ、小学生のころ今は亡き父に連れて行ってもらった、故郷の山や海の自然は、私の少年時代の記憶のままに、その面影を留めています。

 

だからこそ、歳を重ねる度に私の故郷に対する思いは深まるのです。特に今回は還暦を迎えての里帰り、両親のお墓に日高事務所立ち上げ企画(邦楽番外地の)の報告もきちんとします。

 

さて今回の帰省には、二人の友人が共に旅する、三人旅です。お二人とも岡山にきてから一方ならぬお世話をかけているS氏(岡山のとある郵便局長を定年前に辞められ、今は自由に気ままにいきておられます、山と自然をこよなく愛しています)と表町で50年近く・車すし・を営んでおられるM氏(S氏とは対照的、お酒好きですが、自然が好きなところは、皆共通しています)の二人。

 

ひょんなことから、一緒に往くことになったのですが、中高年男の3人旅、実に楽しみです。歳を重ねてきて何と言っても私が嬉しいのは、気の合う仲間がいて、健康にこうやって、遊べるということの、晩年になった(一仕事終えてから)からこそ味わえるという、ちょっとしたささやかな、お金はなくとも贅沢ができるということの喜び。

 

故郷には、姉と二人の兄貴が近所に住んでいまして、今日は私の無理なお願いを聞いてくれ、長男が熊本駅まで、遠路車で迎えてくれることになっています。熊本から山越えして、ドライブしながら高千穂など数か所立ち寄り、夕方門川に入る予定です。

 

姉と兄の家に、3泊します。兄弟が健康で、愚弟と友人を温かく迎えてくれるということはありがたく、幸福なことです。健康で生きられる今を感謝し、皆で楽しい時間を過してきます、またご報告します。

 

 

 

 

 

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