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2022-09-01

実りの多い6泊7日の上京旅、スケッチ風に忘れない内に記録する五十鈴川だより。

9月一日の夕刻である。台風の影響で午前中から雷を時おり伴う激しい雨が降ってはやんだりを繰り返し、いままた外は雨である 。さて昨日午後7時、6拍7日の上京旅を終えて帰ってきた。

記録的に、どんな上京旅であったのかを、わずかではあれスケッチしたい。印象的出来事は後日、お休みの日にまた、エッセイ風に綴れればと、考えている。大体これまでは4拍5日が普通であったのだが、今後はこれくらいの滞在がいいのではないかと、考えている。

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さて、木曜日に午後9時近く次女のところに着いた。一歳と一月の葉くんはぐっすりとすでに休んでいた。(葉くんとは翌朝しっかりと再会した一段と成長かわいくなっていた)金曜日は下北沢の本多劇場で加藤健一さんの一人芝居、スカラムーシュ・ジョーンズor七つの白い仮面をみた。素晴らしかった。

土曜日はのんびり午前中私がカレーなど作り(その日次女は仕事だった)お昼は夫のS平さんが暖かいおそばを作ってくれた。昼食後、3人で井の頭公園から三鷹まで散歩。途中コンビニでアイスを食べた。三鷹で本屋にたちより本を一冊買い、三鷹からマンションまではバスで帰った。午後3時長女がやって来て、仕事から帰ってきた次女と共に皆で夕食。

夕食を終え、私は18歳で上京後、最初に入った演劇学校の先輩であり、以来関係が続いている佐々木梅治(名前を出してもいいだろう、知る人は知っている)先輩と、奥さまが営んでいるい神楽坂の居酒屋で落ち合い二時間以上久しぶりの再会時間を楽しみ、午後11時娘の住む三鷹のマンションに帰った。

ちなみに長女は、夕食後私よりあとに次女のところを出て、その日夜9時約一月ぶりにドレスデンから夏休みで帰省していた、夫と愛息望晃君が成田から新宿にバスで帰ってきたので迎えにいった。

よく日曜日は次女のところで過ごした。午後長女と望晃君がやって来た。ノア君は時差にもめげず元気で、久しぶりの再会。次女を残して次女の夫と葉くん、長女とノア君私の5人で雨上がりの井の頭公園を散歩し、夕刻娘とノア君は調布行きのバスに乗りレイさんの待つ稲城へと帰っていった。(レイさんは時差の関係で仕事に備えて来れなかった)

月曜日4泊お世話になった、次女のところを朝食後あとにして、午前9時半に稲城の長女のマンションへ。時差の調整で一日保育園を休むノア君と一日を私は楽しく過ごした。娘とレイさんは終日リモートワークなので、私が言わば孫の面倒を、お世話をしたというわけだ。二人きりの時間を家でも外の小さな公園でも過ごしたお陰で、よき思いで時間が私のなかに残った。

爺バカを承知であえて打とう、好奇心たっぷりいい感じで4才5ヶ月のノア君はすくすく育っているのがわかった。昼食、夕食娘が手際よく作ってくれ、皆でいただいた。夕食後、ノア君とジブリのアニメ、アリエッティをみた。

火曜日はノア君が保育園にいったので、私は終日フリー午前中横浜の小さな出版社にウクライナが生んだ偉大な詩人シェフチェンコの本を買いにいった。午後都心に戻り、夕刻4時目黒の近くの武蔵小山という場所で、45年の付き合いの親友K氏と待ち合わせ、数時間旧交を暖め、古希ならではの、一期一会時間をすごした。

娘のところに戻ったのが8時過ぎ、ノア君がまだ起きていて、私が寝かせつける役を仰せつかった。元気いっぱい興奮しているノア君はなかなか寝ない、先に私が寝そうだったが、やがて深い眠りに落ちていった。寝ついたノア君は天使である。

そして昨日、朝食をノア君と共に食べ(レイさんがノア君の好きなパンケーキを作った、なんともかいがいしいパパである)お別れ、ノア君を保育園にレイさんが送って行き、戻ってきてリモートワークが始まっても、暫し久しぶりの親子娘3人で語り合いのひとときが持てた。

いい時間だった。娘たちの住む稲城から、私は東京駅に向かった。荷物をコインロッカーに入れ、身軽になり、私の好きな神田、銀座を散策。神田で昼食を済ませ、東京駅のそばの書泉グランデで佐藤優さんの最新刊を求め、午後2時3分のひかりで帰路に、家には午後7時前についた。ぐったりと疲れたが、実りの多いよき上京旅となった。

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