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2014-07-22

横浜、ジャック&ベティという映画館で親友K氏の出演するフィルムを見ました。

親友K氏の短編映画を見に上京してきました。

横浜のジャック&ベティという、世界の個性的なあまり上映されないフィルムを普段から上映している映画館で行われた、横浜キネマ・カーにバルの全24作品(19日から8月1日までの夜に日替わりで上映される)の中の一編で、谷坪明英監督のONE・NIGHTという作品にK氏が出演していました。

普段は普通に働いているK氏が仲間うちで出資しながらも映画作りに参加した、還暦直前の一念発起の心意気に、私はある種の感動を覚えながら画面に見入りました。

氏とは26歳からの古い付き合い、私の青春時代を知る今となっては貴重な友人の一人です。ファンタジックな大人の童話のようなフィルムで、映画として十分私は楽しめました。

氏はこれからの人生を映画俳優として、新たな人生をこの作品を機に出発してゆくのではないかとさえ思えるほどに、健闘しながら役作りをしている様が、十分に伝わってきました。

ともあれ、K氏の勇気のある人生の選択をこの目でしっかりと確認することができたこと、五十鈴川だよりにしっかりと書きとめておきたく思います。

これまで、私が企画した野外での大きなイベントには、欠かさず手弁当でぼランティアしてくれたK氏の映画初出演を、友としてお祝いすることができたこと、誠に持って慶賀すべき、ある夜の出来事となりました。

持つべきは友、なんてことを言いますが、私と違って用意周到冷静沈着な氏の思わぬ大胆な、一発大逆転的な行動には、大いなる心地いい刺激を受けました。

このような友人に我が人生で出会えたことは、限りなく我が人生の救いです。そしてまた人生は流れてゆくのですが、お互い良き最後まで、人生をプレイしようとその夜は午前2時過ぎまで、映画館の近くの日ノ出町のホテルの部屋で語り合いました。

ヒトは人生でどれだけの大切な友に巡り合えるのでしょうか、ロンドンのユースホステルで出会って以来の時間の流れの中で、お恥ずかしきことの数々も含めて、共有しながら、何故か縁が切れることなく続いている我が良き友の快挙を心から祝福せずには居られません。

我々の、一回こっきりの人生旅も、そしてまたこれから緩やかに流れてゆきます。お互い緩やかに枯れてゆくなかで、きらりと光る何かを見つけてゆきたいものだと、思うのです。




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