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2014-07-10

晴耕雨読の晩年ライフの渦中、親友K氏よりメロン届く。

台風のため急きょ仕事がお休みになり(私の住むエリアではほとんど影響がなかった)、私は終日本を読んで静かに過ごした。

各地ではいろんなところで、人災も含めた被害が起きていることが報じられている。この歳になると、何事もなく日々平安のうちに過ごせることの、ありがたさがしみる。

朝、多少風と雨が台風の影響を感じさせたが、ほとんど雨も降らなかった。夕方図書館にゆき2時間ほどすごしたのち、閉館後となりの公園でしばし、なまった体を動かし、空を眺めながら広場を歩いた。

最近私は、裸足で歩くことをこころかけている。というのは、足の裏がひ弱になっているのをとみに感じたからだ。当たり前だと思う。靴をはき始めてから、外で裸足になることはほとんどないのだから。

裸足で歩いたのち、家に帰って足の裏をきれいに洗ったらなんとも言えず気持ちがいいのだ。本を読んだり、文章を書いたりする習慣が長いので、いかんせん私は肩がこる、だから肩こり対策も兼ねての。裸足歩きと、我流ストレッチとを心懸けているのだ。

その成果は簡単には出ないが、少しでも和らげる意味で、持続してみたい。若返ることもないし、酷使してきた我が体を、少しでもいたわってなるべく心身の風通しを良くしたいとの、切なる思いの発露なのである。

体調が良くないと、とてもブログは書けない。今日は思わぬ時間のおかげで、夜なのにゆったりとした気分で書ける、うれしい。そうだ、ささやかとてもにうれしいことが、昨日あった。仕事から帰ると、親友のK氏からなんと、三浦特産の見事なメロンが届いていたのだ。

こんな高価な果物を私に送ってくれる友のありがたさ、まさに再びしみる。

26日には氏の出演している、短編フィルムを見るために上京予定、会いたいと思っている。

その前に私のつたなきブログを欠かさず読んでくれているので、この場を借りてお礼を伝えたい。(13日、よく冷やしていただきます、母にもあげました、多謝)

ところで私、肩こり以外は実に健康、充実した日々を送っています。本を買うお金が多少あれば、もうほかにはほとんどなにも不要な、我が晩年ライフ、後は騒がず、静かに流れてゆきたい五十鈴川だより。

だが、我がそんな思いとは裏腹の絶対矛盾、日本のこれからはなどと考えると、自分の無知を謙虚に省み青息吐息、生きているのも正直なところ。でも以前の暮らしに比べたら落ち着いて、不安なく本を読める時間が増えただけでも、ありがたき日々。

つましき日々の中に、書物を通して人間を見つめる時間を平日は大切に送る、晴耕雨読の日々である。

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