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2013-04-14

エリッマリア氏の奥様と電話でお話が叶いました


経歴がより詳しくなったチラシです

エリックマリア氏の奥さまである、彩さんと初めて電話でお話をすることが昨日の朝叶った。何度もお電話を頂いたのに、私が電話番号をきちんと伝えなかったりで、すれ違いが何度か続いていたのだが、ゆったりとしたお声を聴いた瞬間に、何かほっとする感情が湧いてきたのは、やはりお人柄が私に伝わってきたからだと思う。

 

私の方こそ、もっともっといろんなお話がしたかったのですが、はやる心を押さえて、日本で、電話ではなく直接お話をできる時間が持てることを、楽しみに待つことにいたしました。後2週間もしないうちにエリックも彩さんも、来日されるのですから。

 

それにしても、311日にメールを頂いてから、あっという間に時間が流れているという感じで511日に向かっています。生きてゆく上でのあれやこれや、三月から四月にかけては日本人にとって、何かとあわただしいことが続く季節のなかで、一日一日やれることを悔いなくやって、エリックマリア氏の岡山での初ライブを迎えるべく、冷静に後4週間過したいと思います。

 

彩さんとお話をしていて、あらためて私が企画したいと願うチェロ奏者、エリックマリア氏の、日常のチェロの訓練に賭ける時間の氏の情熱には、(間接的にお聞きしたとはいえ)圧倒されました。なんとも表現しがたい修業の果てに紡ぎだされてくる、一音一音はあだやおろそかには、聴くことが叶わぬ至高のチェロの響きなのです。

 

土取さんとの御縁でたまたま出逢えたエリックマリア氏は、私の直感を超えたところの、領域を(いわば前人未踏のチェロの音の世界)探求している希有なヒトなのだということが、あらためて奥様と話をしていて私に伝わってきたのである。

 

40歳、企画者として再出発し、61歳の最初の私の企画が、チェロ奏者(クラッシックな古典楽器・魂の琴線に直接語りかけてくる)エリックマリア氏になったことに関しては、何か私なりの巡り合わせというしかない、この年になったからこそ、心から企画できるのだという思いが、私の中にあふれてくる。

 

この21年間、一本一本木を植えるようにこのカオスの時代、乏しい才能で私なりに試行錯誤しながら企画してきたのだが、これからはますます時流におもねることのない、普遍的な仕事を真摯にされているアーティストと巡り合いたいという念いが深まっている中、何かがエリックマリア氏を私と巡り合わせてくれたのだと思っている。

 

 

2 件のコメント:

  1. チケット 届きました。ありがとうございました。

    で、同封のチラシ。一般的には こういうライブの場合 演奏される曲の題名が 掲載されると思うのですが(笑)

    「略歴」から推察すると「現代音楽」っぽいのですが 基本的には
    「クラシック」?

    あけてびっくり玉手箱、の企画なのでしょうか。

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    1. 岡様、コメントありがとう。ごめんなさい当日までどんな曲になるのか分かりません。略歴からご賢察ください。私自身音楽に詳しいわけでもないのに企画をしたくなる程に、彼のチェロの響きには、演奏しているたたずまいも含めて、何とも言えない雰囲気を甘受しました。企画者の心を刺激する精神を持ったチェロ奏者に出会ったとしかいえいません。未知との遭遇です。Uチューブで演奏がわずかですが聴けますから、聴いてみてください。時間に追いかけられない、暮らしが始まりました。これからはゆったりと、返信が書けるかな。ぼおーっとしていても、観客は来ないので、チケットを売りにゆきます。友人知人にお勧め願います。西大寺にもお越しください。また、お茶しましょう。

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