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2012-09-03

土取利行・邦楽番外地が9月7日が近づいてきました

桃山晴衣さんの梁塵秘抄のCD(当日会場で販売します)・おぼろな写真でごめんなさい

いよいよ木曜日に土取さんがやってくる。その夜は明治大正時代の演歌についての五福座でレクチャー、翌日は観音院での音楽会だ。

 

残された日にちは、今日を含めると3日しかない。正直かなり疲れている、がしかし何というのかわからないが、心地よい疲れというものもあるのだという感覚を持ちながら、あと3日やれることをやって、当日を迎えたい心境です。

 

友人、知人(今の時代を冷静に生きておられる方の存在は、企画者としての私を勇気づける)の多大なご協力のおかげで、なんとか目標ラインぎりぎりのところまではお客様が来てくださるような予感がしています。このような、ある意味で時代と対決するような企画に、足を運んでくださる方と、当日お会いすることができるのが、実に楽しみです。

 

 

還暦の今、日高事務所の立ち上げの企画。生きている実感が限りなく薄い、混迷の今の時代を生きている最中、何故今、明治大正の演歌なのか。最も情熱を持って取り組んだのが、土取さんの明治大正時代の演歌の世界、当日までやれるだけのことをやって、と考えています。

 

それにしても、つかみどころのない、鵺のような時代が続いているという気が、どうしてもいたします。このような時代は、おそらく私が経験したことがないだけで、有志始まって以来、艱難辛苦、先人たちは何度も繰り返し経験してきたに違いないのです。先人たちのことに思いをはせると、まだまだ沸々と、エネルギーが湧いてきます。御先祖様に感謝する私です。

 

TVもレコードもCDもなく、限りなく娯楽が少ない時代、先人達は、自分の身体で声を出し(お金で買うのではない生活の中で)唄をうたう、唄者の唄を聴くという、豊かで確かな関係性を持ち、あらゆる知恵・方法で慎ましく、おおらかに生きていたそのことを、想像(おもう)のです。それを可能な限り、私自身今を生きる中に取り戻したく思うのです。

 

明治大正時代の唄を、またその時代の庶民の暮らしのなんたるかを、私自身ほとんど知りませんでしたが、今回の企画を通していろんなことを学ばせてもらっています。人間らしい暮らしとは、なにを目指す暮らしなのかを、真の芸術家は音楽で語りかけます。耳を傾ける力をつけないといけないと思います。

 

企画をするということは、生きたレッスン、学ぶということに他ならないということを、歳を重ねることによってますます感じるこの頃です。そして信頼できる生き方をしている方々から、独学で学ぶということは、私にとっては掛け替えのない貴重なの晩年時間になります。 

 

ともあれあと4日、一人でも足を運んでいただきたいと願わずにはいられない私は、悔いなくやれることをやり、当日を待ちます。御来場心よりお願い申し上げます。

 

 

 

 

 

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