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2021-07-31

暑さ対策に知恵を絞り、今を生きる愉楽を、自分の体と対話し見つける、無常の夏。

 予定より早く生まれた次女の孫と娘のお世話に一昨日から妻が上京し、しばらくひとりでの生活が続く。メルと花の世話も含め、家事生活全部こなさないといけない。だが、いつも書いていることだが、状況に応じてやることの優先順位を変え、この状況を乗り切るべく生活したい。

今週も猛烈に感じる暑さの中、午前中のアウトドア労働を続けている。手術退院後4か月が過ぎ、体重は以前より2キロほど痩せているが、身体の動きは全くといっていいほど以前の様に動けている。アルコールを(医者には少しなら大丈夫だといわれている)一滴も口にしていないし、野菜中心の食生活に切り替えたせいなのかもしれないが、すこぶる体調がいい。

昨年の夏は、暑さの中弓の稽古他、頑張りすぎたのだとの反省から、今年の夏はとにかくのらりくらりと体調管理に留意し、いかにこの暑さを しのげるかの暑さ対策を静かに思案実行している。

年齢的に、この暑さの中での肉体労働老いバイトは、客観的には大変にも思われるかもしれないが、本人である私は今日も何とか身体が動いてくれたことに、至極ご満悦なのである。ささやかなわが愉しみにしがみつくのである。夏の朝、紫外線対策万全での汗かき労働は気持ちがいい。(気持ちの悪いことはしないのである)

オーバーではなく、今日一日をいかに生きてゆくのか、ゆかないのか、にしかあまり頭が働かない、されど私の夏の日々。今も続く出口の見えないコロナ非常事態生活の中、アウトドアでの労働アルバイトがどれほど在り難いか、私自身がしみてわかっている。

猛暑の中での老いゆく肉体労働、やがてはできなくなるのが摂理なのだが、先のことを憂える暇があったら、今この時をこそ、今日一日をしかと過ごすことにこそが、私には大事なのである。(そうこうするうちに秋風が吹く、目には見えずとも)

このコロナの猛暑の夏をいかに乗り切るのかに知恵を絞り、しばしの老い力、哲学的に沈思黙考、わが体との対話を続けてしのぐのである。(これを楽しめたらいうことはない)

【水を浴び・蝉しぐれきく・老い力】このところ午後の水浴、水風呂読書が私の酷暑対策である。昼食を済ませ、風通しの良いところを見つけ、しばし午睡。起きてから一時間以上の水風呂読書が日課となっている。

午後は陽が落ちるまでは外には出ない。早寝早起き、目が覚めたら起きて頭が動くうちに肝心なことは済ませる。毎日のように日の出を眺め、(祈り)このところは早朝の月を眺め、宇宙の彼方に想いをはせ、(ああ、何千億無数の星々に癒される)人間界のせわしなき、いかがわしき、そして素晴らしさ、あたまがオーバーヒートしそうな、考えるといかんともしがたき不条理極まる世事万端には、距離を置きつつ、超個人的には五十鈴川だよりを打ちながら、考えないといかんのだととの、絶対矛盾的、無常の夏を生きているといったあんばいである。


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