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2013-09-13

京都造形芸術大学・春秋座に、土取利行&サルドノW・クスモの共演を見にゆきます

平萬次さんの棚田に色づいた稲穂・そろそろ稲刈り

土取利行さんとインドネシアのサルドノW・クスモ、両氏による、パーカッションとダンス(サルドノW・クスモは、音に呼応し舞踊絵画を書くとある)による、ニルヴァーナ(涅槃を意味する)が今夜、京都芸術劇場で行われるので、それを見に出かける前の朝ブログです。

 

明日は、18時半から岡山市役所のそばのVANSという知人のスペースで、オロの試写会を開きます。関心のある方は先着7名まで受け付けます。急で申し訳ないのですが、私までご連絡ください。

 

さて、土取さんが今回コラボレーションする、インドネシアという国が生んだ、サルドノW・クスモに関して、私はまったく知らないが、土取さんのブログを読むと、伝統を踏まえ未知の分野に挑み続ける斬新な前衛舞踊家とのこと。ほとんどこのような舞踊家を見るチャンスがない今の私の暮らし、土取さんからわざわざ招待状まで頂き、ゆくことにした。

 

まったく未知の世界に導かれるような予感がしている。5月の郡上八幡以来の再会になる。最近の私はほとんどよほどのことがない限り、劇場に足をはこばなくなったが、土取さんが共演する舞台は、可能な限り足を運ぶことにしている。

 

2010年秋、奈良で見た、金梅子(キムメジャ)先生との共演は素晴らしく、翌年夢が原での私の最後の企画として結実した。

 

土取さんは、舞踊家との共演が多いパーカッショ二ストである。異界を自由自在に行き交う、年齢を超越したかのような二人のコラボレーションを、体感できる事は、私にとって至福という以外にない。

 

こういう劇的な体験を創造する異能のアーティストを、私は他に知らない。このようなアーティストに私の人生で出会えたことの幸運を、私は歳を重ねるに従って感じる。音の神秘、肉体の神秘。その両者の初めての共演を、我が眼で体感できる、生きている喜び。

 

本当に素晴らしい芸術や良い作品に触れる時間が一年に数回あれば、今の私には充分である。

 

 

1 件のコメント:

  1. 「オロ」 以前から 見たかった映画でした。本日は お知らせくださり ありがとうございました。

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