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2012-12-23

岡富貴様・コメントありがとうございました


私のブログにはほとんどコメントがないのですが、久方ぶりに岡さんからコメントが入っていましたので、大変にうれしく、岡さんは本名でコメントをくださる方なので、実名でお礼を伝えたく、考えた上、ブログでの返信を書く失礼をお許しください。

 

私は、パソコンは、ブログや調べたいことがあるときにくらいにしか使わないし、ほとんどは第一次情報で今生きている世界と関わって生きる中で、信頼できる情報を得ていて(それで充分です)ツイッターやフェイスブックはしないのですが、インターネットはもろ刃の世界ではありますが、今や私には欠かせない、大切なツールです。

 

岡さんへ。

 

コメントありがとう。いつも、岡さんらしいリアクションで、嬉しく拝読いたしました。今朝の新聞の一面に、安部さんが、原発の新設を検討するというのがいきなり目に飛び込んできました。一気に眼が覚め何か書きたくなりました。明治から富国強兵政策、西洋列強に追いつき追い越せで、アジアの中でいち早く、短時間でいわゆる先進国の仲間入りを実現した日本という国。そしてさきの選挙で国民が国の行く末を選択した政党の党首のなんとも言えない、落ち着きのない話し方、私は不安です。

 

戦後生まれの私や、いわゆる私たちが物質的に豊かな生活を謳歌出来てきた暮らしというものは、明治、大正、戦前と、戦争や災害での何と大きな犠牲者の上に、築かれたものであるのかということを、年齢重ねるにつけ身にしみて知るようになってきた私です。

 

得票数は増えていないにもかかわらず、大多数の議席を獲得してしまうという選挙制度の不思議。選挙にゆかない(入れる党がないということではなく、信頼できる人物がいないということがおおきいのではないのでしょうか)人が4割もいる国。有権者にも多大な責任がともなうのが、民主主義であるとの私は認識です。やがては全てわれわれの日々の暮らしに、そのつけは降りかかってきます。

 

歴史を繰り返す愚。これが人間という生き物であるというのは容易い、のかもしれません。かくゆう私だって、御大層なことは言えないという反省は重々噛みしめながら、書くのですが。このブログでも何度も書いているのですが、日々生きる生活の中で、何を大切に、重きを置いてつまりは生きてゆくということにたいしての、考える力の知的欠如、倫理観、矜持のなさはとてもではないけれど、先進国とはとても言えないという気がいたします。

 

今年、83歳の老人党代表の、精神科医の・なだいなだ・さんが、強い国ではなく賢い国を目指そうと呼び掛けています。全く同感いたします。そこそこ食えて、穏やかに暮らせ、安らかに死ねる、そんな国が私はいいです。能天気と大方の方には笑われるのは承知の上で。人口は少ないけれど、そんな国が、ブータンやスイスをはじめ、思わぬ私は深くは知らないのですが、いろんな国ぐにのかたちがありますよね。

 

岡さんのような感性の、強くて優しい女性が(命を育む)、もっともっと活躍し、メンケルさんのような女性議員が増えてほしいと思う、最近の私です。日本は再びバランスの悪い国に、歩みだしそうな気配ですが、ひとりの民として、行く末を見守りたく思います。

 

来年からは、ゆったりと生きられると思います。岡さんとは時間を見つけ、お茶したく思う私です。慌ただしい年の瀬ですが、お健やかにお過ごしください。

 

                 日高奉文拝
私は空を眺めるのが大好きです・空の写真があったので、無意味に載せました

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