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2021-01-21

元気の秘密について考える冬の朝。

 普段にもまして早く目覚めた。それでも6時間はゆうに睡眠をとっていたことになる。途中一度も目覚めていないのだから熟睡していたことになる。気持ちよく寝て気持ちよく目覚めることが、この非常事態コロナ渦中生活でもできている今の 私の暮らし。何ともあり難いというほかはない。

肉体労働、私は体動かしアルバイトが以前にもまして、このコロナ渦中生活で好きになってきた。最近考える。なぜ、若いころはあんなにも汗をかいての肉体労働が自分にできるとはまるで思わなかったし、自信もまるでなかった。

だが人間はその状況に置かれれば、適応し変化するのである。ある人の紹介で始めた体動かし肉体労働アルバイトもあっという間に二年が過ぎて、特にこの一年はコロナ渦中なので、意識的に一日一日を過ごすように心かけている。

まかされているので、自分なりに冬の季節にしかできないことを体を温めながら工夫してやっている。このところ庭木の刈込み作業を機械を使ってではなく(時折機械も使うが)ハサミを使って やる。最初はもちろんうまくはゆかなかったのだが最近は楽しい。

チェーンソーの刃を砥いだり、道具のメンテナンスなんかも、バイト先の76歳のT先輩から習って、今では自分でかなりのことができるようになってきた。仕事を終え、道具を磨いてきちんとしまって倉庫の小屋でお湯を沸かし、お茶を入れて飲む。

なんてことのないつれづれなるこの時間が、今は最高にいい時間なのである。コロナ渦中移動自粛生活の中で、とにかく、オーバーに書けば足元宇宙生活を楽しむことを実践しているのだ。いうのもおこがましいが、元気である。

元気の秘密は何か。書くのもおこがましいが愛の暮らし、という歌があったが、愛のある暮らし(深くはやはり恥ずかしいので今は書けない)が、広範な意味での大事な家族や友人の存在が、コロナ渦中生活でしっかりと再認識できていることと、打ち込める好きなことのあれやこれやが、ひとりでできるからである。

五十鈴川だよりを書けるを書けることもその一つ。ぎりぎりのところで踏ん張りながら、糊口をしのげることへの感謝。この末期的とも時に思えるほどの気候変動環境の渦中でも、何とか生きられて在る、今のわが暮らしを深呼吸して感謝するほかはない。おかげさま、もう古希近くまで生きられて在る人生なのだ。

女性の平均寿命が80歳、男性が75歳だそうである(私はほとんど統計とかを信じていないが)となると私の寿命は限りなく終わりに近づいている。だが私は思い考える。そのようなことに思いをいたす時間が在るのなら、今日という一日をいかに生きるかということに思いをいたす、おじじで在りたい。


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