今日は私の最初の孫の望晃(のあ)くんの4才のお誕生日です。おじじは五十鈴川だよりを書いて、お祝いの言葉を伝えたく思います。
去年の7月24日、おじじには二人目、次女に男の子が産まれました。今もそうですが、コロナウイルスで世界中の人々が、大変困難な生活を否応にも送らざるをえない時代の最中にです。名前は葉君です。次女には天晴れよくやったと伝え、女性のすごさを再認識しました。
今、おじじは葉くんがすやすやと眠っている隣の部屋で五十鈴川だよりを打っています。朝早くまだみんな眠っています。ところで、2月24日、葉くんがちょうど7ヶ月を迎えた日に、地政学的には日本からはあまりに遠いウクライナという国に、国境を接した隣国ロシアが侵略戦争をはじめて、いまも続いています。
そのような大変な時代なのですが、幸せなことにあなたは素敵な両親のもとで穏やかに成長し、今日4才のお誕生日を迎えることができました。もう4才までをしっかりと生きている姿を、この3日間おじじはしっかりと見ることができました。そしてやりたかった肩ぐるまを昨日することができました。
古希のかたぐるま、できた16キロ |
遠い異国では、戦禍の音がやまないなか、あなたや我が家族は穏やかに平凡にお祝いができる。その事のありがたさを古希を過ぎたおじじは噛み締めています。
そしてこうしてあなたにおたよりで、お祝いを伝えられる。命を精一杯に輝かせながら生き続けて行くことはなかなかに大変なことなのです。が、今のあなたは存在そのものでおじじを幸福感で満たします。
いつまで書けるかはわからないけれど、お誕生日の度にあなたと葉君にお便りがかけるとおもうと、おじじは長生きしたい。大きくなったら自分が4才の頃の世界の出来事がどのような時代であったのかを、学んでくださいね。
実はおじじも、自分が小さかったときのことや、もっとその前の様々な出来事を今ごろになって学んでいるのです。学ぶことは楽しいから、ゆっくりと好きなことを見つけ、夢中になって打ち込める世界を少しずつ見つけてね。
おじじのお願いは平凡です。平凡こそが非凡なのです。古希を過ぎておじじははっきりとわかりました。今日一日が穏やかに生活できればそこに世界のすべてがあるのだということが。
大きくなったら他者の痛みや苦しみから目をそらさない、勇気のある人間になってほしい。そしておじじもあなたや、葉君からエネルギーをいただきながら、未来のあなたたちの社会から悪夢のような戦争という狂気がなくなルことを願い、おじじも元気な間は発言し、行動しようと想う。あなたのお父さんやお母さん、葉くんのお父さんお母さんがおじじを支えてくれるので大変感謝しています。家族あってのおじじです。
少し、長くなったけど最後に、少々はお父さんお母さんを困らせても大丈夫だけど、大きくなったらお父さんお母さんを大切にね。保育園のお友だちとも仲良く、一度しかない命を何より大切に、大地を踏みしめ、怪我に気をつけて遊んででください。
昨日井の頭公園で、クワガタと(精巧にできてたねあのクワガタ、レイさんが組み立てるのに苦労していた、あなたのお父さんは素晴らしい)無心に遊び、走り回り、よじ登り、ジャンプする一瞬たりとも休まず動くチビッ子怪獣のあなたの姿をみて、おじじははっきりとわかったよ。孫はかわいいという意味が。もう桜が咲いていたね。
最後に、よく食べてよく休んで、お父さんお母さんとともに、健康に遊んでください。おじじも歩いて体を鍛える。コロナが終息したら共に山登りしようね。そして生きているクワガタを見つけよう本物を。万歳、4才を迎えた望晃君へ。古希のおじじより。
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