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2022-03-05

ウクライナの音楽家を招き、10年ぶりに企画することに決めました、そして想う朝。

昨日の老いの夜明け

 3月初めての五十鈴川だより。今朝は、ちょっとした決意というか、お知らせを打ちます。気が滅入るので最低の報道しか、目に、耳にしていないのでですが、ウクライナでの出来事に関して、私にできることを思案した結果、10年ぶりに企画者として、なにがしかのアクションを起こすことに決めました。

具体的には、まずは私を含め、あまりにもウクライナの歴史に関して知らない人たちに、少しでも知ってもらい、関心の輪がここ岡山でも広がってゆくようなささやかな企画を実現するために、ウクライナの音楽家を岡山に招き、演奏会を実現するために動くことにしました。

何せ、10年ぶりの企画なのでちょっと古希を過ぎた初老凡夫としては、若干のとまどいも正直あわせもってはいたのですが、そのようなことに拘泥している場合ではないと反省、自分を否定し、やれるだけやろうと腹をくくったのです。

一年前の私は初めての手術体験でベッドにいたことをおもいだすと、にわかには信じられないくらいの、自分の変化と世界の変化です。パンデミック、コロナ下で勃発したウクライナでのロシアの軍事侵略。

報道もこのインターネット時代、どちらの主張に真実があるのかのことなどには、私はあまりに関心を持ちえません。ロシアは大義を抱えて、ウクライナを今も軍事侵略しておびただしいミサイルをかなり危険極まるエリアまで放ちながら、武力制圧を進めている厳然たる事実になにがしかの声を上げねば、悔いが残るのです。

被爆国であり、福島原発事故を起こした国として、チェルノブイリ原発事故(1984年)の近くには多くの核施設があるとの報道、震感とします。

ただ再び核戦争にまでは決してならないでほしいことを願い、一日も早く戦渦の音が止むことを願い、一人の人間として声を上げねばとの、単純な気持ちがすべてです。 

二人の孫の背後に、ウクライナの小さな子供たちの瞳の気の遠くなるほどの怯えを、かろうじて凡夫は想像して忸怩たる思いです。今はアクションを起こせと、老いの血が騒ぐのです。

アクション開始、昨日から企画を実現するために、私は昨日から電話やメールで、私の思いを伝え、カンパを募ることにしました。とりあえず私のポケットマネー含め、数十万円集まれば、波紋を広げてゆく一滴くらいのことは可能だとの思い、胎を決めました。

上京してから22年、岡山に移住してから30年、この間に出会えた友人仲間にお声をかけたのですが、(前美星天文台長A氏、天神町で税理士を営むSさん、岡山市内在住のHさん、鳥取県に住むMさん、東京に住むT氏、本当にこの場をかりて感謝します)想像に余りある激励のお言葉、振込先を教えてくれとの言葉、私は母の介護で動けないけど、後方支援するなどの信じるに足るお言葉の数々に、私は10年ぶりの企画は実現すると確信しました。

長くなるので端折りますが、今働いているバイト先で出会ったTさん(なんと77歳かくしゃくと働いている)という方がいるのですが、その方にも昨日、カミングアウトしたわけではないのですが、実はウクライナの方の音楽家の演奏会を岡山でやりたいのだと話しただけなのに、やおらポケットから財布を出して、実現に役立ててくれと、一万円私に無理やりくださったのである。感動した。(Tさんありがとうございます。大切に使います)

このような意気に感じる、今は少なくなった昭和男にバイト先で出会えた幸運、在り難さを何としても五十鈴川だよりに打たずにはいられない。動いて思いを直せつ伝えれば、扉は開くのである。しばし年を忘れ私は動くつもりである。

さしあたり、来週10日横浜で行われるウクライナの音楽家、エカテリーナさんの演奏会にゆき、本人にお目にかかり、思いを伝え岡山に招こうと考えている。(この情報は知り合って44年になる神奈川に住む親友が新聞記事をラインで送ってくれた感謝します、一緒にやろう)

とりあえず、7人の仲間くらいで(少ない方が小回りがきいていい、私の年齢ではこのくらいの仲間が要れば十分、この方たちのアイデアを十二分に生かしたい)熱き心でもって、冷静にことを勧めるつもりである。賛同してくださった方々は、了解をいただきチラシにあいうえお順で掲載する。

まだいろいろ打ちたいこともありますが、今朝はこれくらいにします。振込先は後日アップします。最後に会計担当は私がすると、妻が言ってくれたこと。娘たち夫婦が側面的にデジタルに弱い私をサポートしてくれるとの言葉、足元がしっかりしていないと企画はできない。折々進行は五十鈴川だよりでアップします。

いつ、どこで、コロナの推移を勘案しながら春先までには、30人から40人くらいまでの定員での、ミニ音楽会を実現したい。横浜での演奏会での会場をしっかり見てきます。


1 件のコメント:

  1. 鳥取県のMです。微力ですが協力させていただきます。実は、在住している隣町の北栄町にウクライナからお嫁さんに来ている女性がいます。北条ワイン醸造所で、3年前にその奥様の弟さんが手にかけたブドウが収穫されて赤と白のワインになり、先日発売になりました。ちょうど日高さんからのメールが届く直前でした。何かのご縁です。今日は、日本海新聞にもご夫婦でワインの宣伝とウクライナへの寄付の記事が掲載されました。この輪を広げ、ロシアの侵攻を阻止できる輪に広がっていくことを切に望みます。

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