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2014-05-08

第一回、W・シェイクスピア遊声塾発表会まで、あとひと月です。

故郷への旅について、わずかでも日録的に書くことができ、お礼も書かせていただいたおかげで、又普段の生活に一気に頭を切り換えることができた。

昨日、5日ぶりに畑で働いてから、着変えて遊声塾のレッスンに向かった。発表会の6月7日までちょうど後一月である。6時過ぎに着いたら、なんとすでにYさんがやってきていて、一人で声を出していた。(素晴らしい)

塾を立ち上げて、まだわずか一年しかたっていないほやほやの塾である。今私は5人の生徒さんに恵まれている。その中でYさんが一番年長である。仕事はリタイヤされているが、家を守り畑仕事をされながら、充実した晩年をいきいきと過ごされている。

私の塾にも参加しながら、他にもいろんな趣味を持たれている。他の4名の方は、フルタイムのお仕事を持ちながらの参加、みなさん忙しいお仕事を持ちながら、一年間持続された方が4名、3月からの若者の参加で、塾がやはりそこはかとなく活気づいてきた、ような気がする。

忙しくて月に一回くらいしか参加できない方や、一度もこれない方もいる。でも辞めることなくみなさ続けてきた方達の初めての発表会である。私自身塾を立ち上げてはみたものの、どのようにレッスンをやってゆけばいいのか、今も試行錯誤を続けている。

人間は一人ひとり、唯一無二の存在であるということが、初めて講師としてレッスンをしてみて、そのことが実によくわかるのである。だから、私と生徒さんとのコラボでしかレッスンが成り立たないので、毎回声を受け止めながら、格闘している。探り合うよにレッスンを進めてゆくような形になるのだ。

うまいとか、下手とか、そういうことではなく、今現在の自分の身体が出す声の、生きている何らかの輝きのようなものが、なんとかシェイクスピアのセリフを借りて、表現できないもかと私は考えている。


本番まであと4回の、レッスンしかない。まったくシェイクスピアなど声に出して読んだこともない方々ばかりの発表会である。縁あって巡り合った私にとっては大切な生徒さんたちの発表会、なんというのでしょうか、とにかく日にちは決まっているのですから、やれるだけのことをやって、生徒さんともども清水の舞台から飛び降りようとおもっている。

第一回の発表会、今のところ5名の予約があります。なんとか30人の方々には見ていただきたく思います。ブログをを開いて御関心のある方は是非、いらしてくださいと書かずにはいられない、私である。

(今日の写真は、文学座の広報表紙に使われていた、シェイクスピアの似顔絵です)

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