お休みの日の始まりは、五十鈴川だよりをまず打つことから、スタートするように、このところなってきている。取り立てて、特に打つ気にならない、気乗りがしないときでも、敢えてなにか、うすらぼんやりと、タブレットを開き画面を眺めていると、指先が動き始める。
五十鈴川だよりを打つことで、精神的な安寧、精神の調節機能が保たれて、日々の生活が送れている(とおもう)。ながれゆく日々、心の整理整頓をすることで、一日を新たに生きられる。(のだ)
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Yさんの、手作りの品、有り難し。 |
さて、一昨日夕刻思いもかけない有難い品物が届いた。頂いた。2013年、働いていた中世夢が原で私は日韓パーカッションフェスティバルを企画したのだが、その際に観客として、当時NHK岡山放送局にスタッフとして勤務しておられたYさんと面識を得た。
長くなるのではしょるが、御会いしたのはその時が一度だけである。(現在は東京のNHK勤務)
その日、Yさんは打ち上げにも参加、素晴らしいライブであったと、興奮冷めやらぬ面持ちで私に語りかけてきた。面白い人であると思った。そのとき名刺を頂きNHKに勤めておられるかたであることを知った。以来お年賀状をやり取りする関係は続いていたが、お会いすることはなかった。
2度目の再会が実現したのは、4月30日スパイラルアームズのライブに駆けつけてくれたからである。Yさんは2013年の日韓パーカッションフェスティバルでの土取利行さんの演奏に大感動されていたので、その事もあって、案内を送ったところ、チケット代とカンパがある日突然、私の口座に振り込まれ、あげく岡山までご夫婦でライブに足を運んでくださったのである。よもや来てくださるとは思わなかった。
その日、Yさんは土取利行さん率いるスパイラルアームズの演奏にも大感動され、またもやその日の打ち上げにも、2次会まで参加された。その事からYさんの人柄にいたく打たれた私は、この方とは長く付き合いたいと決めたのである。
ということで、10月12日の【魂の縄文ビッグバン、秋の縄文野焼き祭り】のフライヤーを送ったところ、仕事の都合で参加できないとのご丁寧な一文とともに、彼が手作りしたという、梅干し、梅ジュース、梅酒、2種類の梅ジャムが届いたのである。私は熱いものが込み上げた。
以下、ながくなるので割愛するが、人間というものは、表面上うかがい知れぬ、豊かな内面性を秘めている存在であることを、あらためて思い知らされている。特に春のスパイラルアームズを引き受けたことで、私を支え、応援してくれた方々のことは、私の意識がしっかりしている限りは、大事に関係性を持続したいと思いしる。
自分がされて嬉しいことを、可能な限り、お世話になった友人、知人には、私のやれる範囲で応える。その関係性を持続大切に生きる。Yさんのお品物は痛く老人の今の私の心を揺さぶる。
最後に、さきの打ち上げの場で、私が送った、私の父が死ぬ半年前の文章のことに触れ、Yさんの父上も関東軍におられたとのことを話された。その事で一気にYさんと私の間の距離が近づいたことは間違いない。8月下旬上京するのでYさんと語り合うのが楽しみである。
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