昨日早めのお昼、周さんが作ってくれたチャーハンで済ませて、午後一時前稲城に男5人が集まった。少しやすんで、タクシーで府中にある市営プールまでタクシーで移動、乗りきれない人数なので、なんとあの暑さのなかを、レイさんは自転車で往復した。
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レイさんの部屋に飾ってあった、 |
簡略に記しておく。午後3時から午後4時半まで、市営プールで過ごした。滑り台が2種類、流れるプール、泳ぐ専用プールが備えられていて、幼児から私のような高齢者まで、家族ずれで大にぎわいのなか、我々も大いに楽しむことができた。当初、私は泳ぐつもりはなかったのだが、レイさんが水着を貸してくれたので、急遽参加したのだが、老若男女が楽しそうに水に浸かっているのを見ているうちに、急に現在どれくらい泳げるか、現在の体力測定を兼ねて泳いでみた。
結果、25メートルを、休み休み平泳ぎ、クロールで10回位を泳ぐことができた。そして思ったことは、やはり泳げる間は、ほんのちょっとではあれ、泳ごうという当たり前のことであった。私が泳いでいる姿を、孫たちの記憶にも残したい、という気持ちもわいてきた。
これからは妻と共に、月に数回泳ぐこともあり、そんな手応えを、私は孫たちとの夏休みの終わりの土曜日のプール体験で得ることとなった。午後5時、再びタクシーで稲城へ。
午後6時、夕飯はれいさんが焼いた特性ピザを、葉、望晃、周さん、レイさん、私の5人で、最高の気分でいただいた。たっぷり頂き、レイさんがチェコのビールとハイボールを用意していてくれたのを頂いた。250メートル泳いだ疲れが、一気に出てきた。
それを感じたレイさんが、部屋の一隅を仕切り、あっという間にベッドを拵えてくれ、お父さんは休んだほうがいいという言葉に甘え、午後8時にもならないうちに私はその言葉に甘え、横になった。
夜中起きたらまだ3時、少し持参した3冊目の本を5時まで読み、再び寝て起きたら7時。ベッドをたたみ、しばらくすると起きてきたレイさんが、あっという間にこれまた手際よく、子供も大人も喜ぶクレープを作って朝食、皆揃って美味しく頂き、朝食後五十鈴川だよりを打っているという次第。
その朝食の時、ママが恋しい葉が少しグズっていたのだが、整然と論理的に、ノアがさすが2年生説得力をもってお兄さんしていたのが、とても私を驚かせた。成長を目撃できたこと、幸せであった。レイさんがグランベリーの干したのを葉に持たせると、あら不思議、葉はいきなり手を突っ込んで食べ、すっかりご機嫌に変身した。
この間の一部始終を静かに目撃していた私は、突然家族の素晴らしさに、じんわり感動した。長女が結婚し、あれから10年の歳月の後、いま私は4人の孫に恵まれている。彼らのいない生活は私には想像だにできない。これから10年後私は存在していないかもしれない。でもいいのである。孫たち4人がひょっとしたら五十鈴川だよりを読んでくれるかもしれない、なんて想像すると、五十鈴川だよりをうちたくなるのである。これから、近所の里山散策に出掛けるので、今朝はこれにて。
PS 今朝の写真は昨年春、千葉のマザー牧場に行ったときにレイさんが撮った写真です。