が、戦場という狂気の沙汰の渦中に平凡な人間が置かれると、普通の人間がかくも変身してしまう器であるかという認識の恐ろしさを、心の片隅に持っておいた方がいいと私はかんがえる。(私自身も例がいたりえない)
だからこそ、いったん始まったらとことんまで突き進む恐ろしさに、私は過剰なくらい敏感に反応した方がいいと思う。
安全保障法案に国会前まで足を運んだり、ブログでもたびたび一色になることの恐ろしさに触れるのは、知らず知らずのうちに そういう方向に流されてゆくことへの個人的な危機感である。(利益のために敵を作る愚)
大量虐殺の施設の隣で、ナチスは音楽会を開いていたというが、何十万キロ離れている国々で、空爆やテロや、その他あらゆる戦争状態を生きている方たちが今現在いるという現実に対して。
隣ではないからこその、あまりの痛みのなさを私自身はかすかに自覚している。がしかしこの平和もいつ何時失うかもしれないという危機感、平凡な狂気に走らないで済む世界にいられる何という在り難さを自覚する。
平凡に、ささやかにクリスマスやお正月を迎えられることへの感謝。五十鈴川だよりは時代の推移とは離れたところで 、静かに流れながらある種の自分なりの正気をち保ちながら流れてゆきたい。
怜君のおばあさんほぼ母と同じ年、ガーデニング、野菜を作るのが趣味 |
ところで、はなはだ個人的なのことだがクリスマスイブに、ちょっとうれしいことがありました。
来年から山陽カルチャーでの講座が、木曜日よる6時から8時に なったことはすでに書きました。
この3年近くUさんとの二人レッスンが続いていましたが、クリスマスイブに新しく入会されたかたがいて、手続きをすまされたとのお電話でした。
そして昨日友人のAさんの息子さん(30歳の男性)も参加したということで、年明けからいきなりカルチャーで3人のレッスンが始まることに。
遊声塾も入れると10名も私に生徒さんができたのだ。 石の上にも3年、来年の春で丸3年、オーバーではなく感無量である。
夢が原退職後、新しい出発を今現在も継続しているが、ようやく3年目にしてかすかに実を結び始めてきたのだ。
子育てをほぼ終え、やりがいのあることを続けられながら生きられる今、ことのほか私は幸せだ。
来年の発表会 2部、いえ、日高様のソロ公演「間違いの喜劇」を含めたら 3部になるのでしょうか (*^_^*)
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