小指の傷の痛みが引かないので、昨日夕方医者に行った。結果いってよかった。傷口を見て、何故もっと早く来なかったのかと、私の息子くらいの男性のお医者様に叱られた。軽く考えてはいけませんよ、と諭された。内出血がひどいので壊死する可能性だってありますからね、と。
素早く何度も消毒し、しばし思考の後、やはり縫おうと、あっという間に小指の下の手のひら部分に、2本麻酔の注射を打ち(痛かったです)見事な手際で2針縫ってくださいました。言葉は少々きついのですが、ハートの温かさを感じる若きお医者さまでした。
痛み止めと、内出血の化膿止めの薬を頂いた。お風呂には入ってもいいが、絶対濡らさないように。傷口が安定するまで、けっしてアルコールは飲んではいけませんよ、と釘を刺された。
夕方人気の無いがらんとした待合室で、本を読みながら処方される薬をまっていると、わざわざ処置してくれたお医者様がやってきて、時間外なのでお待たせしてすみませんと声をかけてくださった。
なんともさわやかなお医者様に処置してもらい、私の気持ちは小指の痛みから24時間ぶりに解放された。又しても、心と体は繋がっている、分けて考えがちな現代社会において、うつ病を始めとする、様々な精神疾患は、身体がすでにかなり病んでいるということの証左なのではないかと、あらぬことを考えた。
さて話は変わり、昨日午前中、母と妻と3人で、私が働いている【株】サンナンという会社の畑の空いたスペースに、専務の許可を頂き個人的に玉ねぎの苗を200本植えに行った。私が鍬と鋤で土を打ち、母と妻が植えてゆくというトリオでの作業。指導はもちろん母。思いのほか順調にはかどり、11時には終えることができた。正味1時間半。
来年春、生まれて初めて自分たちで植えた玉ねぎを収穫出来るか否か、楽しみである。農業の仕事に従事し始めて、まだほんの一月と少々だが、何とはなしにじぶんの意識が緩やかに変化しつつあるのを感じ始めている。
家庭菜園では、まず200本の玉ねぎを植えることは不可能だが、サンナンには余白の植えられる土地があるので、休日やろうと思えば出来るのである。幸い母も妻も、こういうことが大好きなので、レジャー感覚で楽しもうと思う。
植栽を終え、帰りの車内で母が、ああ楽しかったというのを聞き、これから3人で可能な限り畑で遊ぶことを決めた。妻が新しい仕事のお祝いに、西条柿の苗木をプレゼントしてくれた。
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