それは、昨年ドレスデンで式を挙げた娘たちの日本での 結婚報告会が、5月4日に岡山で行われるからである。
宮崎の私の姉夫婦や兄夫婦をはじめ、妻の姉夫婦など、身内でドレスデンまで足を運べなかった方たちへの報告会となる。
ドレスデンからは、怜君のお父さんご夫婦と息子さんが参加してくださる。お父さんのピーターさんたちは1日には岡山にやってきて、我が家に5日ほど滞在することになる。
怜君と娘、それにドレスデンからやってくる友人を入れると、一気に6人が泊まることになり、我が家は満室になる。
こんなことは初めてといってもいいことなので、無理して少し大きい家を建てたことが、功を奏したといった塩梅だ。
ドレスデンではあらゆる点でお世話になったので、妻も私も用意万端でお迎えするための知恵を絞っているが、妻の頭はまさにフル回転といった様子で、家の中の衣替えや、ガーデンで食事したりするので、ささやかな 大工仕事もやっており、そのはつらつぶりは私を驚かせる。
ガーデンパーティーができるように妻が整えた庭 |
10人が一度に何回も食事をすることになるから、献立から食器まで我が家に眠っていたものまで総動員して乗り切る予定。
GW,どこも混んでいるし移動も大変、できるだけ外食は控え 我が家でのおもてなしを、と妻や母は考えているのである。
1999年末、身に余る家を建てたのだが、いざというときにはやはり重宝する。私は小学校5年生まで9人の家族生活を経験しているので、時折のにぎやかな暮らしは大歓迎である。
兄や姉がわざわざ宮崎から6人来てくれるのも実にうれしい。我が家に泊りはしないもの3日と4日は岡山どまり、3日は我が家にやってくるので、16人が一堂に会することになる。
娘が異国の男性と結ばれると、こういうことに現実なる。兄や姉も怜君と娘を心から祝福し楽しみにしているので、私としてもうれしい。怜君の人柄というしかない。
めったには訪れない、一族全員でのハレのひと時は、人生にそうは何度もあるものではない。旧東ドイツ時代、私なんかには想像もできない経験をされてきたピーターさんたち、記憶にはないものの北朝鮮から引き揚げてきた姉兄。
苦しい生活を乗り越えてきた世代が、これからの世代を祝福する宴。私にとってこんなにうれしいことはないのだから、母にとってはなおさらだろう。
ともあれ、私にとっては人生で最もうれしいGWになることは必定、感謝しかない。
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