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2026-07-22

暑中お見舞を申しあげます。この酷暑の夏に夏休みがもらえる、そして想う五十鈴川だより。

 今年から体のことを考えて、水曜日はお休みすることにしたのが効をそうしている。管理の裁量を任せて頂いているおかげで、相棒とのあうんの呼吸で、お互いに譲り合って、仕事時間が調節できるのが一番に有難い。

8月7日から、2週間強、夏休みをとり、ドイツはドレスデン(娘の結婚式以来)と初めての異国、25歳のとき、一年4ヶ月生活したロンドンに一週間旅することにした。

下記に記します。

丸々、2週間以上の夏休みをとるのは、いつ以来か。ひょっとしたら岡山に移住してからは初めてかもしれない。詳細は割愛する。ある種の巡り合わせ、ピーンと来る感覚が健在なうちに行動しておかないと、絶対的に悔いが残るということを、古希を過ぎ意識しつつ生きている。(岡山移住後34年のご褒美旅行である)

そして今年はその事を、一段と痛感しつつ日々を過ごしている。(つもりである)おかげで日本の酷暑を避けての、思わぬ夏休みがこの年齢で過ごせる事の幸運を、すなおに心から嬉しく思う。

そして思う。もうそろそろ、毎年幾ばくかの長期夏休みをとりたいなあ、と想う自分がいる。世の中に出て56年、この年齢まで、在りがたき人生時間を右往左往生きてきた、これたのだから、我が命と心を静かに過ごす時間を、酷暑の間は避けて過ごすわがままな時間が持ちたくなったのである。

そうなると、これからの人生時間の夏休みがとても楽しみになってくる。それを有意義実現するためめに一番に必要なことは、健やかな体のキープと、少々のお金である。そして想う。人生のいよいよの晩節を、時折共有できるような友達に巡り会えるかどうか、はおそらく自分自身のこれまでのすべてが、集約されたかたちで現れてくる。(ようにおもえる)

生活全般を見直し、整理整頓を今年から本格的に進めている。人、本を始め、手離せない関係性を持続、もっと正直に打てば、気心を共有できる私にとって魅力的な人との時間を大一義に生きれば、全ては足りるという心境である。

パンフレットに記された作品名


そのような心境に至りつつある今、ウカマウ集団のフィルム作りに45年以上、今も関わり続けて来られた、太田昌国先生と出会ってしまったこの夏は、私の人生の総決算を、嫌でも見詰めずにはおかない。(いられない)

ホルへ.サンヒネス、ベアトリス.パラシシオスとの、奇跡的出会いから、45年以上の、国籍を越えウカマウ集団のフィルム作りに、金銭的にも、精神的にもバックアップ、伴奏されるその軌跡の物凄さは私を圧倒する。友情の深さには畏敬の念を覚える。

生きているうちに少しでも学びたい。ミーハー老人の私に何が出来るのかは分からないが、ささやかな企画者の総決算(小さい一滴企画)最後の企画に最もふさわしい、見たこともないフィルムに出会ってしまった事実に、企画者として忠実で在りたい。

PS 太田昌国先生の本を読んでいたら、海堂尊さんの本が記されていたので、写真が後先になったが、ゲバラ覚醒を先に読み終え、昨日からゲバラ漂流を読み始めた。フィクションだが、知らないことばかりで、想像力が刺激され年齢を忘れぐいぐい引き込まれる。旅の最後、親友ピヨートルが地雷を踏みいきなり死ぬ、老いの身に涙が。胸が締め付けられる。巻末に記されている資料の本は圧巻である。ゲバラが生きた時代のことを知ることは、現在を知ることにつながると確信する。老いたりとはいえ、わずかでも学ぶ大切さを学ぶ、酷暑の夏である。

下のの写真は先の上映会で求めたもの、これほど充実したパンフレットを他に知らない。ウカマウ集団のアウトラインが分かる。とにかく全作品を観たく思う。

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