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2025-03-09

昨日、出逢ったばかりの女性(ひと)が、いきなりチケットを買ってくださった。そして想う日曜日の朝。

 昨日打ったばかりなのに、今朝も連続して打つ。フライヤーを配布していると、思わぬ人に出会い、嬉しさが込み上げてくると言うことを、昨日の五十鈴川だよりに打った。昨日もまた、午前中最初の配布先でそのような出来事が起こった。

先日、岡大の敷地エリアの中にあるカフェにフライヤーをお願いに上がったところ、そこで働いている方から、浜野の本部にも行かれたらいいと、住所を書いてくださったので早速そのカフェに出向いたのである。なんと住所を書いてくださった方がいらして即100枚ものフライヤーをカフェに置いてくださり、カフェのオーナーとも面識を得ることが出来た。のだが意外な出来事はそのあとに起こった。

写真がぶれていて申し訳ありません

その洒落たアートフルなビルのカフェやお店の一角で、美容室をやりながら、小さな音楽スタジオをお持ちの女性が、お客様がいるのにもかかわらず、フライヤーを見ただけで100枚ものフライヤーを預かってくださったのみならず、なんとその場でスパイラルアームズのチケットを2枚買ってくださったのである。そのことを先ずは今朝五十鈴川だよりに打たずにはいられない。

長いことフライヤー配布をしているがこのような出来事は初めてである。犬も歩けば棒に当たると言う言葉を、バカの一つ覚えのように、オマジナイのように、後生大事に私はフライヤー配布をやっているが、まさにそのようなことが起こったのである。

その方はお客様がいてお仕事中であったし、ゆっくりとお話しすることは控えたが、近日中にコンタクトをとって、お話しができることを私は願っている。十人十色という。まさにしかりである。けんもほろろから、このような方まで、人間とはなんと摩訶不思議な存在であることか。だがこのようななかたに出会うからこそ、きっと私は企画を続けているのだと、自分に語りかける。(のだともう)

人は生まれ、この世での命を終えるまで何人の人間と巡りあい、言葉を交わすのであろうか、何て事を、時折殊勝にも思ったりするのだが、昨日のような出来事があると、単純に子供のように、すでに十分に老人である私も嬉しい。その後昨日は、いい感じで表町界隈の多様なお店に配布が出来た。午前、午後3時間で目標の倍の600枚を配布できたので、無理せず早めに家に戻った。

BSで、世界町歩きと言う旅番組を私は妻とよく見るのだが、つくづく歩けると言うことの、ありがたみが、高齢になればなるほどますます染みてくるのを実感する。一日10キロを歩き回る喜びを体感しながらのフライヤー配布。目的があるので歩くのが楽しい。かなりの人から激励される。一見愛想がよくない人ほど温かい。開店前の居酒屋のオーナーなどほとんど預かってくださる。

老夫婦二人での生活、幸い健康で時間が有効に使える。大きな集客ではなく、50人未満の手の届く音楽イベント、老いる今を豊かに彩れる可能性のある企画がやれる、と希望が萌える。老いの春である。

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