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2019-03-16

鼻水を抱えながら五十鈴川だよりを書く、春の嵐の風の音色を聴きながら。

熱は平熱に近くなったが、鼻水が止まず、幸い土日に入りゆっくり休めるのでありがたい土曜日の朝である。

声も出さず、弓の素引きも全くしない日が何日も続くようなことは、体調がいい時には考えられないが、まだ少し微熱がある。万全な体調にはない。

だから、2階の部屋で一人静かに 、微熱と鼻水が止まるまでじっとしている。布団から抜け出て、十鈴川だよりを書いたりすると、本当は妻に叱られるのだが、これくらいは勘弁してほしい私である。このような体調ではあるにしても、五十鈴川だよりを書きたくなる自分がいる。


毎日リンゴは欠かさない私。

3月も半ばを過ぎ、春の嵐のような日々が続いているが、ちらほらと桜の開花情報も寄せられてきそうな時候の中、鼻水垂らして一人部屋にこもっている自分が少し情けないが、これもまた致し方なし、充電思考時間と自分を慰めている。

遠くで何やらひっきりなしにサイレンの音が聞こえるが、春の嵐の火事などでなければいいが、二階の部屋には風の音色がまるで音楽のように途切れない。そこはかと寂しげな風の音。昨日も書いたが、こういう日はやり過ごす、じっとしているにしくはなしである。

無理は禁物、義理の兄が自宅の庭で採取して、先の帰省で私にくれた 貴重なはちみつがたっぷりと入った甘酒や紅茶でも飲んで、猫のようにじっとわが体をいたわろう。

そして、我が家の八朔を食べ、身体を冷やさないようにしながら布団の中で本を読んで過ごそう。読みたい本には事欠かない初老生活、幸いである。

母がよく言っていた、風は万病のもとだから軽く考えてはいけないと。その言葉を噛みしめて自分をいたわろう。鼻水が止まるまで五十鈴川だよりを書くのも控えよう、と思うが果たして。


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