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2025-07-30

真夏の朝、Iさんから嬉しい肉声の長いお電話をいただきました。そして想う。

 7月の労働は昨日でおしまい、朝から水浴読書をしていたところ、Iさんから思わぬ嬉しいお電話をいただき、打つつもりはなかったのだが、結果打ちたくなった。インターネットの普及で、私の暮らしもまた一変してしまって、ほとんどのやり取りはメールになりつつある。

かく言う私だってそうである。だが何度も打っているが、肝心なことはやはり、お便りやお電話が嬉しい。とはいっても、いまさらのこのネット時代、私だってほとんどはメールですませている。

が、最近の動向に関しては知らなかった。(何しろ新聞も止め、余計な情報遮断生活に入っているからである)聞けば、今は熊本にすんで農耕生活に従事しておられ、都会から熊本移住後に書かれた本であるらしい。

Iさんは以前お会いしたとき、津軽弁で書かれたどなたかの詩集も私に読んで欲しいと仰っていた。(情報遮断生活でも、肝心な情報はこうやって入ってくるのだ)

私が急遽五十鈴川だよりを打ちたくなったのは、Iさんのような人に薦めたくなるような本、読んでほしい一人として直接お電話をいただいたからである。現代の私の生活のなかで、このようなお電話は稀である。

Iさんはスパイラルアームズの公演でも、チケットを友人知人にすすめてくださったり、フライやーを配布してくださったり、私のアクションに熱く協力してくださる、わたしにとっては有り難き稀びとなのである。岡山に移住して33年、このような意外な知己(利害関係がまるでない)に出会えたことの有り難さを、一行五十鈴川だよりに記しておく。

PS 蛇足だが、私も五十鈴川だよりに読んでいる本をずいぶんアップしている。いずれも今を生きている生活のなかで精神の糧としている本である。この夏、本に救われている。久しぶりに坂口恭平さんの本を読むのが楽しみである。

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