小さいお子さんを育てながら頑張るお母さん |
先ほど、新聞にさーっと眼を通したのだが、一面に、放射線線量のデータの正しい数値が知らされていない(もう私は、ほとんど政府発表を信じていない)ことが、飛び込んできた。
それから庶民としては、やはり8パーセントの消費税値上げに関する記事に、眼が行く。いったいこれから、どのように物価が変化してゆくのかを体感しながら、ささやかに庶民としては対策を立てなければならない。
幸いというか、世の中に出てからずっとといっていいくらい(生まれおちてこの方といってもいい)、つましく暮らしてきたせいで、つまり贅沢とは縁のない暮らしをしてきたおかげで、お金を消費するという根源的な感覚が私にも妻にも限りなくないので、つまりは身の丈に合う暮らしをこれまで通りするしかない。
ただ、子育て真っ最中の方々なんかはたいへんだろうなあ、と思う。否応なく、お金がかかってしまう世の中なので、これからの時代を生き抜いてゆく方たちは、知恵をつけながら、勉強しながら、生き抜いてゆく覚悟を決めないと、と余計なことを案じてしまう。
私だって他人ごとではない感覚を、十二分に感じるから、朝から思わぬ展開ブログになっているのだ。だが私は、生来の楽天気質は持って生まれたものだから、これまでも何度かの人生の危機を、プラスの方に転化するという方法でなんとか乗り切って生きてきた経験を持つ。
危機に陥った時に、初めてその人間の器、生き方も含めあらゆることが問われる、そのように思う。いざというときから、本当に反省したり、やり直せるかにその人間の真価が問われるのだという気がする。
この前も書いたような気がするが、可能なら30歳くらいまでに何度か危機を体験し、やり直せる若いうちに、何でも嫌というほどやって、自分に自信をつけておくことが、どんな時代が来ようとも、生き抜いてゆくために一番肝要なことではないかと思う。
もちろん、40歳からでも50歳からでも構わない、要は腹をくくるという体験を、何回かするということの中から、きちんと人間にとっての大切なことをきちんとつかんで、死守するということが大切だと私は考える。
中世や、江戸の庶民たちのように、底辺に生きながらも、明るくたくましく生き抜く知恵をはぐくめれば、おたおたすることはないというのが、私の考えだ。そのためにはなにはなくとも、健康な身体が必要だ。
もっともっと書きたいが、N氏が待っている仕事にゆかねば。鼻水たらして、働いたお金を、夢夢仇やおろそかには使いたくない。そこさえきちんと押さえていれば大丈夫。未来を明るくするほうに向かうためには、まずは自分で考えるしかない。
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