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2016-04-01

【間違いの喜劇】多くの登場人物をわずかな塾生で立ち向かいます。

たったワンシーンしか登場しない人物も入れると、間違いの喜劇は18人登場する。それを私も含め7人で読むとなるとどうしても一人が二役も三役も読まなければならない。何も知らない方は聞い
1977年、私が英国に自費留学した年に買った読本
ていて当然混乱する。

がしかし、一年稽古し続けた塾生のためにも何とか塾長としては発表の場を設けたい。

矛盾を抱えつつも前進するしかない塾なので、あらすじを書いたものを配布し、当日は開演前私が少し補足説明をすることにした。

一昨日夜、見学者5名を招き、男子塾生がインフルエンザや、体調不良でお休みの中、私が代読し5名で読んだのだが、なんの説明もなく聴かれたので余計に困惑されたみたいだった。

がしかし、災い転じてではないがなるべくガイダンスをして当日遊読した方が、聞く方も納得できると思うので、一昨日夜の公開ワークショップ的なレッスンはとても意義があった。

今日もこれから限られた面々で、自主稽古をするのだがもう明日が本番なのであるから、悠長にブログなんか書いている余裕はないのだが、いつも書いているように、絶対矛盾の私である。

ともあれ明日の今頃は、塾生の発表会は終わっているだろうが、今夜稽古をしたい人には、お付き合いするつもりだ。相撲と同じで言葉と格闘し稽古するしか、あのシェイクスピアの作品には立ち向かいようがないのだから。

私が元気で声を出せる間は、奇特な大切な仲間である塾生と共に、シェイクスピア作品を遊読し、内なる希望の声を探究し続けたい。

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