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2013-04-01

3月31日・竹韻庵を13年ぶり訪ねました


竹韻庵でコーヒーをたしなむS氏

いよいよ41日の朝を迎えた。すでに私の意識は未来へと向いてはいるのだが、やはり全ては一から始まる。気分一新というのか、中世夢が原での21年間、乏しい能力でなんとか乗り切ることができたこと、何よりも家族のおかげで健康に通勤できたこと、眼に見えない多くの方々のおかげで、自分でも夢のような時間を過すことができたこと、全てにおいて感謝したいという思いである。

 

まさに悔いのない21年間であったことを、五十鈴川だよりに、しっかりと刻んでおきたい。

 

さて、私はすでに頭のスイッチが別の次元に入った時間を過している。とりあえずこれからしばらくはボーっと、眼の前の企画に集中しながら、一番先にやりたいことは、両親のお墓参りに近日中に宮崎に帰省することだ。

 

おそらく、それがすめば、エリックマリア氏のライブ、424日からのヒダカトモフミのシェイクスピア遊声塾、ヒダカトモフミの人生途上トーク・語り(なるべく早くやりたい、すぐブログで知らせます)と、つまりは私の個人的なこれからのさしあたっての仕事に全力を傾けることになります。

 

40歳で、東京から移住した時のように、背水の陣でこれからの人生時間を生きてゆく覚悟です。この場を借りて、私のブログを開いてくださっておられる方には、深々とこれからもあらためてどうぞよろしくと、お伝えします。

 

さて、私は昨日の午後、S氏の岡山市近郊にある、とある竹韻庵という山荘を13年ぶりに訪ねる時間を持てた。藪に覆われていた荒地を氏はこつこつと整地し、今ではここは私の桃源郷です、というくらいに守っておられ、いい感じになっていた。

 

ほおっておくと、すぐ自然が勝ってしまうので自分のお気に入りの場所を、それなりに管理キープするのは、並みの努力ではいかんともしがたいのだ。ベランダ付きの6畳のワンルームだが、竹韻庵は氏らしい空間になっていて、薪ストーブもしつらえてあった。

 

ベランダで、氏はコーヒーを入れてくれ、静かな時間を二人して、ゆったりと過ごした。あらためて、退職したからこそこのような穏やかな時間が持てている今の在り難さを私は確認した。

 

これから、竹韻庵で過ごさせてもらうことが度々ある新しい生活を、具体的に何か考えたいという気持ちが湧いてきた。少し肌寒かったが、春の息吹が私にも伝わってきた、よき日曜日となった。

2 件のコメント:

  1. 昨日は竹韻庵にお越しいただきありがとうございました。
    13年ぶりとは、月日の経つのは本当に早いですね。
    13年前日高さんが、100本もの竹を切り山を拓いてくれたのを鮮明に覚えています。
    当時はお互い仕事が忙しく、山での時間も思うようには取れませんでしたが、これからは時間もとれるので山での時間を大切にしたいと思います。
    ここは岡山の街中にもかかわらず(岡山駅から歩いて1時間余り)里山の心落ち着く空間です。
    仕事や毎日の生活で疲れた心を、多くの人に癒していただけれたらと願っています。

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  2. 新しい幕明けおめでとうございます。
    ヒダカトモフミさんとしてのスタートですね。
    支援会員の一人として陰ながら応援しています。
    先日はチェロライブのご案内を有難うございました。
    楽しみにしています。
    ローリエ(?)も有難うございました。

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