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今朝京ちゃんはメルとお別れ |
岡山でのスパイラルアームズの公演が終わった。祭りのあとの充実感、空虚感、脱力感、ある種の淋しさ、疲労感が体と心をおおっている。正直なにも書く気がおきない。だが実現した嬉しさ、達成感、幸福感が五十鈴川だよりを打たせる。起きてから家にもどるまでの一日、こんなにもまるで夢の中のような時間を過ごすことができた、春の夜の夢をわずかでも打っておきたい。 土取利行さん率いる、スパイラルアームズの神が舞い降りてきたかのようなパーカッションアンサンブルの昨夜の、即興演奏には、度肝を抜かれた。そのあまりのわずか3人なのに、度肝をぬくというしかない多様な世界の、打楽器の音色にしびれた。ゴールデンウィークの谷間、平日の夜の公演で、開場まで、聴衆が集まってくれるのか企画者としては、心配でしかたがなかった。だが思ったよりも開演ギリギリまで聴衆が駆けつけてくれ、かなりの席が埋まり、よきお客様の熱気がスパイラルアームズに乗り移り、スパイラルアームズの演奏がお客様に乗り移り、一時間半のライブは女性の舞も岡山のみ実現、えもいわれぬ時が流れた。 スタッフはもちろん、特筆して打っておきたいのは、私の信頼する仲間、当日ボランティアのありがたさ、素晴らしさである。いちいちのお名前は割愛させていただくが、受付、の準備から、誘導看板の設置、お客様の対応、終えてからのCDなどの物販の販売と会計、楽屋の片付けや、掃除、ゴミの持ち帰りまで。無私の裏方に恵まれたこと。(遠方からのボランティアにはこの場をかりて御礼をお伝えします) 午後10時から市内の西川のそばの居酒屋で出演者、ボランティア計16名が参加して打ち上げの宴。全員幸せそうであった。私も酔った。幹事を務めたのはもちろん福岡から駆けつけた小島京ちゃんである。一滴も飲めない瀬政さんも(2次会5名)最後までおられたことも打っておく。京ちゃんとタクシーで家に。時計は午前2時をまわっていた。最後に昨日ハレノワに来てくださったお客様に感謝し、限界まで演奏してくださった土取利行さんと人生で巡り会えたことの幸運を五十鈴川だよりを打ちながらかみしめている。(下の写真は吹屋の友人大場さんが撮ってくれた一枚です)
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