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2025-05-09

ようやく普段の生活に戻りつつある、金曜日の夕刻の徒然五十鈴川だより。

 金曜日の夕刻である。すっかり日が長くなったお陰でもあり、今日などは昼前あたりからポツリポツリの雨模様で、暑くもなく労働するには暑くもなく寒くもなくもってこいの、私にとってはよい一日となった。疲れてはいても明日からお休みなので極楽とんぼ能天気五十鈴川だよりを私は打ちたくなる。もうこの年齢なので世界の大変さや、(決して無関心ではないことをあえて打っておく)いちいちの世相を飛び回る報道なんかを打つ五十鈴川だよりでは毛頭ない。ただうすらぼんやりと、思い付くことを、徒然打つだけである。

さてGWは菜園場で土と戯れていて、ぼんやりと妻と共に過ごす時間がなかったし、この数ヵ月スパイラルアームズのことにかかりっきりだったので、明日からのお休みも含め来週の火曜日までお休みし、月曜日から一泊二日で妻と旅をする予定である。

このような本をてにするとは

この旅は娘たちが一月と二月が誕生日の我々夫婦にプレゼントしてくれた。スパイラルアームズを終えるまで先延ばしにしていたのが実現する。このような有り難さをのうのうと綴るのは、私が老いたからである。晩年の父はどこへゆくにも母と一緒であったが、私もただ素直に意味もなく妻との時間を大切にしたいと想うだけである。孝行したいときには親はなしなんて言うが、思いついたときに悔いなく夫婦時間をする、娘たちの気持ちを有りがたく受け止めたいだけである。

さて、労働に復帰してようやく普段通りの生活に戻れている、つくづく私は肉体労働生活に救われている。GW赤玉ねぎを200個くらい収穫し、開墾マルチをひき、トマト、シシトウ、ピーマン、なす、枝豆などの夏野菜とちょっと遅いが、じゃがいもをいただいたので、それも植えた。収穫した赤玉ねぎの後には、近いうちにさつま芋を植える(4種類)予定である。

青空のもとただ体を動かしていると、身も心もすっきりする。単純な私には最高の高齢者アルバイトである。若き日、富良野での否応なしに肉体と精神をギリギリのところまで追い詰められた体験がこんなにも晩年の私の生活を助けてくれるようになるなんてことは、当時思いもしなかった。逆境はヒトを鍛える。人生に無駄なことはまったくないとはよく耳にするが、然りとおもう。

話変わり、早朝の読書もようやく普段通りになりつつある。これまで狭い範囲の読書しかしてこなかったという反省があるので、もうこれからは、自由気ままに手にとり、文字を追いながらの不良老人に憧れる私である。

ただただ意味もなく五十鈴川だよりを打ちつつ生活していると、また何やら老いたからだが発酵してくる。そんなこんな打っていると、猪風来さんの、【我が縄文芸術人生を語る】6月22日がやって来る。企画をしたのは私である。動かねばならない。


2 件のコメント:

  1. おはようございます。昨日郵便が届きました。ありがとうございます。奥様と小さな旅、きっと良い旅になることと思われます。どうぞお気をつけて。
    とり急ぎお礼申し上げます。

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  2. ありがとうございます。NHKの小さな旅は私のお気に入りです。自分にとって気持ちのいいことを、ただやれれば、やりたくおもいます。荷物が背負えるあいだは背負える旅、だんだん背負える荷物を手放しながら、歩けるあいだは旅をします。先ずは伊豆大島詣でを、やはり一人でと考えます。

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