26日午前10時岡山駅に着いた京ちゃんをピックアップ。瀬政さんと私の3人で猪風来美術館に向かい、私が運転しお昼について、途中道の駅で買った、お弁当で猪風来さんご夫妻と昼食をとり、午後少し野焼きの準備を手伝った。瀬政さん京ちゃんも。
午後2時過ぎ土取さん一行、スパイラルアームズが到着、猪風来さんと土取さんは打ち合わせをしたのち、猪風来美術館から車で20分、その日の宿である吹屋の元仲田邸に移動、我々3にんも。午後4時前に着いた。
元仲田邸は昔の造り酒屋の主の豪商の明治時代に建てられた大邸宅である。その貴重な建物をを宿に作り替え、吹屋が誇る宿泊施設である。そこの仕掛人で、一切合切を取り仕切っている大場さん、私の友人が温かく迎えてくれた。早速湯を浴び、夕飯までのひとときを、明治の建物の風情が色濃く残る2階建ての離れの別次元に誘われる別邸で、新緑の山郷を望みながら、おのおの自由にくつろぐ。何と大場さんが私と京ちゃんにビールを振る舞ってくれた。瀬政さんはお茶を。2階からの眺め、部屋の古い調度品に囲まれ、タイムスリップ、京ちゃんはご満悦であった。京ちゃんの笑顔が嬉しかった。
夕刻6時半から、6名での夕飯。地元のおばあちゃんお手製の吹屋の食膳を頂いた。全て美味しかった。食後の吹屋の焼酎、京ちゃんが持参した泡盛を、私を含めて4人は飲み、私は久方ぶりに酔って語った。お酒を飲まない土取さん、瀬政さんも、酒宴、談論風発時間の輪に付き合ってくれた。意外な組み合わせの、一期一会の歓談の宴に大場さんも途中から加わりヒートアップ、愉快な山里の夜は更けて午後11時お開きとなった。
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現場で体感、見学、感動した。 |
翌朝朝食前、最高の別邸で6時、早起きの私に大場さんがコーヒーをいれてくれくつろいでいると、瀬政さんがやってきた。7時土取さんが加わり、大場さん、瀬政さん、私の3人は土取さんの途切れない貴重なお話に耳を傾けた。。発端は別邸にかけられていた一枚の変色した写真から始まった。8時が来て、朝食をすませチェックアウトも済ませ、再び別邸で土取さんの話に耳を傾けた。内容は割愛する。
10時過ぎ大場さんの先導で吹屋に移動、弘兼邸を駐車場から眺め、吹屋の大場さんのやっている紅やというカフェに車をおきほぼ一時間ベン柄の里吹屋の目抜通りを散策し、大場さんのカフェで少し休んで、そこから大場さんが道を途中まで先導、猪風来さんの野焼き祭り見学に移動する。お昼に到着、快晴のもと順調に野焼きは進んでいた。
着いたときの野焼き、のろ場の温度はすでに600度、そこから約1時間半で900度まであがり午後2時、予定より1時間早く野焼きは成功無事完了した。終了したことを祝い、作品を作った人たちを中心に数十人で輪になって踊った。私もちょっとだけ輪に加わった。輪に入ってよかかった。土取さん短時間ではあったが見学したことで、秋に望める。スパイラルアームズの二人も野焼きの現場をしっかりと確認したので、私としては大いに安堵したことを、五十鈴川だよりに打っておく。
午後2時半、スパイラルアームズは香川に移動、我々3人は岡山へ、途中まで賀陽の道の駅でコーヒータイム、瀬政さんを岡山で下ろし我が家に5時前に着いた。妻の御許しを得、5時18分の電車で岡山へ。駅前の居酒屋で京ちゃんと飲み語る。20時4分の電車で家に戻る。妻も暫し参加して3人でのひとときを過ごしたのち、最後はふたりで京ちゃん持参の美味しい泡盛を戴く。午後10時お開き。とも遠方よりきて助っ人になる。一泊二日の旅、そのありがたさがしみた。その事を最後に打っておく。
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