昨日も今日もまだまあるい月が窓から望める。夜明けが速いといってもまだ夜明け前である。
今月はもう肉体労働の アルバイトはない。少し頑張ってお休みをいただいたのである。退院して3ヶ月無事に働けているし、来月からはいよいよ7月暑くなる。その前に自分なりの快気祝いではないが、お休みをいただきちょっと6月の新緑を愛でる、遠出のドライブがしたくなったのである。
年齢的にまったく夜の運転はしなくなったので、夜明けと共に出掛ける予定である。遠出といっても、帰省するわけではない。お天気次第ではすぐに帰ってくるかもしれないが、気分次第で2泊くらいしてもいいかなあ、というお気楽な私の旅なのである。
この年齢になると、今後そうたびたびのドライブ旅はできなくなると思うので、小さいころの旅の前夜のように、いつにもまして早く目覚めてしまったので、何やら短くてものおもいで打っているという次第。心配性の妻の許可もいただき、私としてはそこはかとなくうれしいのである。
日本海を見たいという思い付きと、あと一つ往きたいところがあるのだが、梅雨時のお天気次第なので、いった先は戻ってきてから打つことにしたい。珍しく昨日のうちに旅に必要なものは、準備して車に積んで、車内でゆっくりと休めるようにした。
ということで、気ままなドライブ旅に出かける夜明け前の、五十鈴川だよりとなってしまった。旅の案内はスマホだより、車に電源があるので安心である。しばしすべての間接情報を遮断し、自分の五感と第六感が頼りの、気まま老い楽ドライブ旅である。
私は川が大好きなので、きれいな川があって木陰があれば、せせらぎの水に身を浸して 老いのざわつきを清めたいとの、お遊び旅である。
お遊び旅ではあるが、昨年から今年のコロナ渦中、私が影響を受けた方々が次々と冥界に旅立たれたので、私にとっては鎮魂を籠めたドライブ旅でもある。持参する本は立った一冊、アンネの日記だけである。
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