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2017-04-26

竹韻庵で旧交を温め、男3人愉快な春の一日を過ごしました。

久しぶりの雨、恵みの朝である。遠来の友が、出遭ったのが26歳のロンドンだから、40年も交遊が続いている稀な友が、所用で総社の鬼城にやってきた。

一晩我が家にとまり、旧交を温め、昨日竹韻庵で、竹韻庵オーナーS氏の昼食歓待を私も受け、愉快な男三人春の時間を過ごすことができた。


竹韻庵のタケノコの(ゆでたのと生での)で始まり、S氏の山用コンロでのしゃぶしゃぶ、最後によく出ただしでのソーメン 格別の味で締めた。

竹韻庵は里山だが、かなりの大木もあって、森の雰囲気も味わえる。食後その大木を利用してS氏がハンモックを吊ってくれたので、初めてミノムシ気分を味わい、少し昼寝をした。これが最高。

いうことのない、春の園遊気分を中年男3人で堪能することができた。晩年時間、気の置けない友とのささやかだが、滋味あふるるひと時を持てるということは、これまでの人生の(途中での)ご褒美の 嘉禄というほかはない。
S氏の堀ったタケノコあっという間に妻が湯がいてくれました

私心のない、数十年紡がれた信頼関係の上に成り立つ、このようなたまさかのいっときは、お互いが健康で今を生きていればこその有難さ、ただ感謝である。

ハンモックから目覚めると、S氏のたてた抹茶をいただきお開きとした。お土産にはS氏が掘ったタケノコとフキもいただいた。自然の大いなる恵みは人間を限りなく謙虚にさせる。

K氏は空港までS氏が送ってくださり、再会を約し私とは竹韻庵で お別れした。別れてから私の足は弓之町の弓道場に向かった。

夕方、ほんの少しの時間、弓の素引きの自主稽古をしたのだが、愉快な時間とは真逆のピーンと張り詰めた稽古時間を過ごしたことで、またいつもの普段の日常生活に戻ることができた。

竹韻庵オーナーのS氏の心遣いに、五十鈴川だよりで、この場を借りて感謝します。

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