牧野富太郎博士の言葉 |
さて、昨日午後3時半、予定よりも早く家に帰り、一泊2日の高知の旅を終えることができました。とにかく数年前から、一度はゆきたかった牧野富太郎博士の、植物園に念願かなってゆくことが叶いました。
私も含め、妻も母も娘もみんなが感動しました。このような人類的な偉人が、土佐から輩出されたことに、日本人の一人として誇らしいとしかいいようがありません。
記念館に在った言葉、右手に貧苦にあえぎ、左手に学問的な苦悩を抱えながらも、清貧といういうしかないなかでの、植物に対する限りなき愛情には、誰しもが首を垂れるに違いありません。
この数年、画面からの人間界情報には限りなく遠ざかり、地面を眺めることにシフトし始めたわが初老生活の中で 、いやでも目に飛び込んでくるその名前、牧野富太郎。
これをきっかけに、先生の世界というか、植物の世界をほんのわずかでも学びたいという気持ちに改めてなった記念の旅となりました。
この世に、花と植物あり、そして我あり。人知れず咲く花々に、あまたの人間がなんと癒されることか、遅きに失したとはいえなくもないが、ほんの少しでも植物の豊かな世界を学びたいと思う、初老の私である。
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