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2014-01-07

仕事開始、苗床作りから始まりました。

4列完成


日々の日録的我が思いつきブログ、どうしても農の仕事のことを書き綴ってゆくことが多くなる気がします。私の暮らしが変化してゆくのですから、どうしてもそうなってゆきます。ご容赦あれ。

 

さて、いよいよ私の中で本格的に農の仕事が年も改まり始まりました。サンナンでは開墾から始めた畑のとなりの畑で、苗床をつくる仕事からスタートしました。いつものトリオ、F氏とN氏と私の3人で、午前中4列の苗床ができました。

 

先生はF氏、わたしとN氏は初めてやったのですが、徐々に慣れてきてお天気にも恵まれ楽しく仕事がはかどりました。この3人でのチームワークは申し分ありません。F氏は息子くらいの年齢なのですが、歳の差なんて全く感じません。

 

私もN氏も彼とは冗談の連発で、何でも相談しながら、おそわりながら、事を進めています。若いとは言っても農のことに関してはすべて先輩なので、謙虚におそわっています。細かい性格なのですが楽天的で、何より勉強熱心、上司として認めています。

 

あらためて、この日本社会にどれほどの会社が、大中小あるのかは知りませんが、私は世の中に出て、こんなにも気持ちよく働いた、働けた、記憶がありません。若い時は荒野を目指し、子育てを終えた新老人、入口の私は(五木寛之さんの言葉)は農野を目指すのです。

 

挑戦というと、何やらいかめしい文字で、私はあまり好きにはなれません。ヒトは生きてゆくために、何がしかの仕事をして、生活の糧を得てゆくことは自明の理ですが、働くということに関して、内なる心が活性化してゆくような職場環境を整えてゆくということは、時代の必然のような直感がいたします。

 

超高齢化日本社会を新老人たちが、いきいきと生きてゆくためには、農の仕事はたまらなく魅力的に私には思えてきています。これまでは芸術や文化的なことにすがりついて生きてきましたが、(それをもっと深く考えるためにも)命の根本である農の仕事は、あらゆる見直しを私に迫ります。

 

本を読む時間を減らし、私は身体を休めベストコンディションで畑に向かうようにしています。

始まり

 

 

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