左から兄・義理の姉・姉(生家に近い百済の里にて) |
早10月も3日、故郷に里帰りしていましてしばらくぶりのブログです。宮崎の兄の家に3泊、福岡の友人の家に1泊し一昨日帰ってきました。
一年に一度か二度両親のお墓参りにゆかないと、なんとも落ち着かない最近の私です。このブログを書き始めてからも、古里のことは度々書いているので、そんなには書かなくてもと思うのですが、私にとっては理由なく帰りたくなる不思議な場所というしかないのです。
さて、故郷への旅は、汽車の旅でもあり、時間の都合で往きは新幹線と特急、帰りは小倉から各駅停車の読書旅でした。持っていった本は、3冊、吉村昭さんの最後の短編集(死に顔)・関川夏央さんの随筆・それから半藤一利さんの本(あの戦争と日本人)、すべて読みました。とくに帰りの汽車で、集中して読むことができました。
1998年母、2000年父が亡くなり、そのころからようやく戦前や戦中、戦後の本を意識して読むようになってきた私です。退職してやはり一番うれしいことは、以前よりずっと落ち着いて読みたかった本が読めるようになってきたことは、何回か書いているかとは思います。
これもまた度々書いておりまして恥ずかしい限りなのですが、今更のように自分の安きに流されがちな、性格体質のようなものを感じるこの頃の私です。がしかし、このような私ではありますが、有難いことに健康であり、学ばなければという意欲は、遅まきではありますが、反省力と共に、まだかすかに残っているのが一縷の希望です。
九月の末から、週わずかの時間ですが介護のお仕事も緩やかに始めました。下の娘がインターネットで、お父さんに向いた仕事を調べてくれました。あわてず、フルタイムではなく、私らしい生きがいも含めた仕事があれば、何でもする心持です。
ただ、21年間夢が原で肉体労働をしてきて、すっかり肉体を動かすことの奥深さに目覚めてしまった私としては、第一次産業で(18歳から40歳まで私はフリーターでなんとか生きのびました)またもや、フリーターになれればいうことはありません。
健康第一、その上で声を出し、ささやかに何か企画し、学ぶことが出来れば、他に何をかいわんや、の心境です。実はこれから娘が調べてくれた在る仕事に行くのですが、3カ月続いたら、ブログで書きます。
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