上記の一文は、 第4回目の~シェイクスピア音読輪読会に寄せて~の末尾に足した一文です。遊声塾のNさんのおかげでロミオとジュリエットの発表会の時にPRできる。
いよいよ発表会が明日に迫り、すっかり頭はロミオとジュリエットモードだが、きっと終えたら、また新たなことが始まりそうな予感がする。どういうものか体は老いてゆくのに、シェイクスピア作品を持続的に音読しているおかげで、わが内的な宇宙はいまだ、元気であるのは、ありがたいというほかなしである。
老いらくの体に染み入る花の色 |
どういえばいいか、登ったものにしか見えない景色というか、音読し続けてきたからこそ感じる息の深まりが声となって、わが体からの音となって放たれる心地よさのような感覚をようやくにして感じ始めたのである。
それはもちろん、【生と死】シェイクスピア作品の登場人物の言葉が、いま生きている私をとらえて離さないからである。 中でもハムレットの言葉はやはり繰り返し音読せずにはいられない。
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