2月も後半に入りいよいよもってネギの開拓行商をする時間が亡くなってきた中、、このところ時間を見つけて友人知人めぐりを、ネギをもって続けている。
先日も書いたがネギの功名で、長いこと会っていない方と、ネギのおかげで私は幸福な再会の日々、ひとときが持てている。
昨日も前もって電話をして、3か所を回り行商をさせていただいた。本当にありがたいことに今のところ訪ねた 全員の方々が買ってくださった。意外といっては失礼だがS新聞の記者の方までが買ってくださった。
あらためて、(これは私の性格だが)、私は基本的にヒトと会うことが好きなのだということを再認識した。40代、50代企画することに没頭したのも、人が人と(意外なアーティストと)出会う場を設定することが 、なんとも楽しかったからに他ならない気がする。
そこをある種通過したのち、私はまた何やらある種異なる地平に向かいつつあるような、最近ようやくうすらぼんやりと見えてきたような、そんな気がしている。
今はまだはっきりとは言葉にしにくいのだが(その渦中を必死に過ごしているから)、万が一うまくは事が進まなくても、確信をもって後悔しない覚悟が、自分の中に生まれてきたのである。
どうやら覚悟を決めると物事は好転してゆく、そのような気がしてならない。二十歳のころ私はうじうじと情けないくらい自信のない自分を持て余していたが、英国留学を決めてからは迷わなかった
帰国して文学座を受けた時、シェイクスピアシアターに入った時、富良野塾を受けた時、岡山移住を決めた時、農を始めた時、節目節目に私にとっての大きな決断をしてきたが、後悔はしたくないという一念が、私にそういう道を選択させた。
娘たちに私が贈る言葉はほとんどないのだが、静かに自分を信じて歩んでほしいということくらいだが、なまくらな私がこのような気持ちになったのは50歳も過ぎてからだから、 今はただただ一回こっきりのかけがえのない青春を謳歌してほしい。
背伸びができるときに、精いっぱい背伸びすることの大切さを今思う、自己暗示で自分を大きくみせ ささやかな才能を、万物、人に磨かれながらしのいできた。無理ができるときにしておかないと、やがてできなくなるのである。
だから若いって素晴らしいのである。若い時に自信をつけておかないと、歳をへてからでも遅くはないが難しい。試行錯誤しながら反省し積み上げてゆく。その中にこそ喜び、味わい、妙味のような、いま生きている愉悦が醸し出されてくるのではないかと、思える(あくまで私の場合です)。
今日はこれから、倉敷にある【おはようナーム】という私の企画を一貫して、支援協賛してくださった天然酵母のおいしいパン屋さんにネギを届けに行きます。(何とネギを売ってくださってるのです)Tさん、この場を借りて心から感謝します。
どうか、私のブログをお読みになった方はナームのおいしいパンとともに、ネギもよかったら買ってくださるとうれしいです。
企画は中断中だが、、またなにやらが生まれてきたら枯れ木のにぎわいを、と考える朝。
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