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2012-05-22

しきりに最近歌が歌いたい、私、です

妻が昨年植えたバラ

昨日一日、夢が原で草刈りを集中してやって、自分なりの体力測定をしました。結果は思いがけないほどに、元気に体が動いてくれることを確認しました。平坦な所ばかりを刈るわけではないので、息がかなり上がるところもあるのですが、息が上がると、息が整うまでしばし休息し、また草と格闘するという繰り返し、この21年ンの草刈りや、茅作業は私の精神にどれほどの、忍耐力と(人生辛抱だ、は真実だと思います)集中力を養ってくれたことかと感謝しています。あらゆる種類の忍耐を夢が原では学ぶことができたのではないかと、思える今です。



だからこそ、私は日高事務所を立ち上げる勇気が、自分の中にあるのだと思います。不得手なことを克服したからこそ、得意なことがより得意に思える自分のささやかな世界に帰れるように思えます。



いま、朝のひととき、岸洋子さんの唄を聴きながら、ブログを書いています。こんなにも穏やかな気持ちで、歌を聴ける時間、何とも嬉しい私です。最近どういうものか、私はとても歌が歌いたくなっている自分を感じています。先日の故郷でも兄弟全員でカラオケに行ったことは、先のブログで触れましたが、いきいき遊悠塾でも、何か歌を歌いたと思うのです。



昔、東京での生活、生意気盛りの若いころ、絶望的気分で、生きておりましたが、そのようなとき、小泉文夫先生の日本の音という本を読みました。その中に歌を歌わなくなった民族は滅びるとありました。(土取さんのブログでも、先生のおたまじゃくし無用論に触れています)今・その言葉が私の意識の奥底で、騒ぐのです。



もし万が一、世界が明日滅びるようなことになっても、私は歌を歌えるような、自分でありたいと最近しきりに考えるようになりました。だから私はこれから、歌を歌いたいのです。下手でも何でもいいのです、60過ぎたらもう一度、声を出すのです。無理しないで・今・動く自分の身体を、意識し動かすのです。



何か、今の自分を変えたいと考えておられる方に、私は会いたいという思いで遊悠塾を立ち上げます。何らかの形で10人から15人の方会いたい。そのためにはどうしたらいいのか、今考えています。



感動しなくなったら、人間ではないとアインシュタインは言っているそうです。

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