そして何よりもレイさん、娘にもお祝いの言葉を送りたく思う。いま、コトバではなく気持ちを伝えました。今この時代に世界でどのくらいの数の子供が2歳のお誕生日を迎えているのか、おじじは知りませんが、間違いなくノア君はその中の一人です。(ノア君とすべての子供におめでとうといいたいです、保育園のお友達にも)
私たちの時代と違って、日々動画や写真でノア君の成長が知らされているから、おじじはバーチャルには何とはなしに、その成長を身近に感じています。私(たち家族)にとってはノア君が誕生してからと、それ以前ではまったく何かが変わってしまいました。
それは、コトバでは到底表現不可能な、命の輝きの不思議さというほかはないオーラに満ちている、あなたの存在です。おじじは、あなたがもっともっと大きくなるまで、ひょっとしたら存在していないかもしれないので、ちょっと気恥ずかしいのですが。お便りを書くように、おじじの今の気持ちをいくばくか、五十鈴川だよりでお伝えしておきたいのです。
正直に書きますが、おじじはよもやまさか自分が孫に恵まれるとは、娘が結婚する時までは想像もできませんでした、が娘が結婚してからは心の片隅で、いつかはおじじになれる日が来るのを待ち望んでいました。
2年前ノア君が生まれてからは何かがやはり私の中で明らかに変わりました。それは言葉でいえば簡単なことなのです、当たり前、おじじになったということ、がすべてです。
こればかりは、なってみないと分からない心情というしかないほどの、未経験の感慨でした。あなたが、私をおじじにしてくれたというまぎれもない事実なのです。
春を告げる我が家の沈丁花 |
おじじが若いころ影響を受け学んだ演劇の先生が、人生とは出会いであるとの言葉を残していますが、まさにあなたはおばあちゃんとの出会いからすべてが始まったとすると、あなたのお父さんとお母さんとの出会いの、一粒の果実なのです。唯一無二、かけがえのない存在なのです。
繰り返します、本当におめでとう。そしていまおじじはこれからの人生を、いかにして、おじじらしく家族のお役に立てるかを考えながら、老いゆきながら五十鈴川だよりを書きつつ考え、あなたや家族にとってささやかに役に立つおじじを目指します。約束します。
あなたがもう少し大きくなり、私が元気で動ける間ともに旅をし、野宿をし焚火などしながらご飯を作り語り合うのが楽しみです。だからおじじは今しばらく頑張ることにします。
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