月例会がどういうものであるのかの詳細でさえ、深くは認識していない弓道初心者の私であるが、ともかく参加した。
弓道歴数十年の方から、私のような初心者まで、19名が参加した。徳山道場の伝統的な射の儀式体配で始まり、参加者全員が4本の弓を5回、計20射矢を放った。
義理の息子のレイさんにもらった本、繰り返し読むことになると思う |
すべてを終えたのは夕闇迫る5時過ぎだった。私の結果は、ちょっと気恥ずかしいので、こころのうちに留め置くことにするが、昨年大晦日に参加した百射会(途中で中座した)に続いての、先輩方注視の中での射、いやでも緊張したが、ひたすら集中を心かけ、何とか射ることができた。
この年齢で、初心者教室を終えたばかりの私である、日暮れて途遠しという言葉がよぎる、がいい意味で開き直りながら今を苦楽することをよしとしたい。
声を出すことと弓は、一見全く相反するような営為に思えるが、深く通底するものがある様に感じている。何よりも全身に気を巡らせ集中しないといけない。
そして注意深く、丁寧に所作を意識して我が身を運ばないといけない、修養の持続継続は、私のようなものぐさものには、なかなかの修練である。
でもまあ、何とか第一回の月例会を無事に終えることができた。そのことがまずはよかった。声出しと、弓の稽古がこれからの心身の励みになる。一歩、一歩である。
その中で見えてくるもの、湧き上がるなにかが、下ってゆくこれからの生活で見つけられれば、、、。そのためには先のことなど考えず続けるしかない。
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