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2017-02-06

遠出散歩の果て、徳山道場に入門することにしました。

父の命日出会った昨日、午後から本を手に持って散歩に出た。

家から大多羅まで自転車と歩行者専用道路を歩き、そこから百間川まで自動車の走らない路を歩いて、初めて土手に登り川沿いに原尾島の近くまで歩いて土手を降り、交差点に出ると、歩道橋に岡山駅まで4キロの表示が見えた。

出来心で駅まで歩くことにした。岡山駅から我が家までは中世夢が原を辞めたときに一度歩いたことがあるのだが、逆に歩いてみたくなったのである。原尾島からまっすぐ歩き、旭川を わたり私の足は、何故か弓ノ町にむかった。

義理の息子の怜君が(帰ると必ず稽古に通う)在籍している徳山道場をのぞくことにしたのだ。ゆくと外国人らしき女性と日本の男性、それにドレスデンでの結婚式にわざわざ参加してくださった、見覚えのある徳山道場の主の方がおられて、稽古をなさっていた。

思いもかけず私は挨拶がてら、道場主にこの年からでも入門可能でしょうかと問うた。主は60歳から始めた方もおられますよ、とのご返答。

もうすぐ私は切りのいい65歳、何か新しいことを始めようとの思いが、忽然とこみあげてきて入門しますと答えていた。

かくして私は来週の土曜日から徳山道場に通うことになった。よもやまさかとは思うが、父の命日に徳山道場に入門することになってしまったのもなにがしかの、目に見えない力が働いたような気がするのは、気のせいだろうか。

ともあれ、義理の息子である 怜君が弓の世界に打ち込んでいる姿を間近に知らなかったら、このような偶発的な入門ということはありえなかったかもしれない。

結果、私は来週の土曜日から徳山道場の門下生になることになった。まったく予期せぬことがやはり人生には起こりうる、そのことをあらためて感じた遠出散歩となった。

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