結婚した当初は、ハロウィンなんてことすら知らない私たちであったが、昨今のハロウィンの大流行は、特に都市部においては大変なものらしい。
流行やブームにははなはだもって、距離を置くような生き方を心かけているので、ぴんとは来ないのであるが、このブームが一過性ではなく、どのように定着してゆくのかは、いくばくかの興味が起きてきた。
ハロウィンの日と、結婚記念日がたまたま重なっているだけなのだが 、単にお祝い日が重なっているにすぎないにせよ、単細胞の私はそこはかとなくおめでたい気分に浸るのである。
とはいっても、他国の収穫を祝う宗教的な行事に、かくも無意味に相乗り興奮してしまう、付和雷同的な国民性は、一部の人たちの局部的な盛り上がりとはいえ、何か時代の深層を映し出しているのではないかとも感じる。
とまれ、五十鈴川はそのような時代の流れには遠く離れたところを静かに流れてゆく、小さき今の暮らしをしながら、低みの見物をしているといった塩梅である。
ところで、朝一番竹韻庵に おもむき、昨日買っておいた2種類の玉ねぎの苗を、各50本植えてきた。3号地にはもう少し植えられそうなので、品種の異なる苗をもう50本先ほど買ってきた。
3種類目のマッハという品種の苗 |
近日中に植えるつもりである。1号地と2号地にチシャトウ、4号地には九条ネギとブロッコリーを植えたので5種類の野菜を植えたことになる。
つくづく単細胞の私を自覚する最近の私だ。3か月前までは荒地だったところが畑になり作物が植えられていると、まるで景観が変わってきて手を加えただけの喜びが体に満ちるのである。
腰いーの痛さあよう~、というわが郷土の民謡があるのだが(私はこれを歌えるようになりたいと切に今思っている)、腰を伸ばし骨休めしながら遅々と歩む。
耕し、畝を作り、植え、水をやる。2時間もたつと100本の玉ねぎの苗は植え終わった。早朝の朝の菜園タイムは秋空の元なんとも気持ちがいい。(カメラを忘れたのでまた次回アップします)
さて今日は午後から久しぶりに妻との約束があるので、夫婦そろって出かけることになっている。一年に数回の我が家の大事は、ハロウィンとは対極の時間が流れる。
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