大型連休に入った昨日、娘と怜君が里帰りしてきて、我が家は急ににぎやかになった。
安全保障法案がいかさま的に可決して、気分がすぐれなかった私だが、今週はしばし頭をヴァカンスにして、家族との秋の団欒を楽しむことにする。
いつも通りの朝を迎え、しばしのブログタイム、私のささやか な楽しみのひと時である。娘と怜君は昨夜は、娘の小中高同級生の結婚式、下の娘もアルバイトで帰りが遅かったので家の中はシーンと静まり返っている。
さて連休、今週はカルチャーセンターでのレッスンも遊声塾もお休みなので、まったく一週間がまさに自由である。
こういう時間が年に4回くらいあれば、もう私には理想的というしかない。60代に入って漸くかなり理想に近い、ライフ、生命の輝ける生活をおくれている我が身の、つましき幸福感を双方の両親に感謝する私だ。
18歳から何とか世の荒波を潜り抜けてきての今の暮らし、世界は今この瞬間の中にしか存在しかない。だから、わたくしごときの人生でさえいろいろあったし、きっとこれからも荒波は繰り返しやってくる。
【悪魔のように繊細に、天使のように大胆】に、亡き黒澤明監督が座右の銘にしていた言葉だ。 丁寧に細部をおろそかにしない、生き方を今後ますます大切にして、かけがえのない家族と暮らしてゆきたいと考えている。
今日はこれから午前中お墓参りに行き、それからS氏の好意に甘え、彼の所有する蒜山の別荘に行き一泊二日を過ごすことになっている、母も含め6人全員でゆく。
妻と母は大変な張り切りよう、今日は山荘でバーべキュウをするので昨日夕方そのための買い出しに私も付き合ったのだが、その用意周到さには感心した。
天気もよさそうだし、記憶に残る家族時間を過ごしたく思わずにはいられない。S氏が山荘の利用を気安くいってくださったので、有難いというしかない。
ともあれ、今週は五十鈴川だよりも、しばしの間オフになります。五十鈴川だよりを読んでくださる方、この場を借りて、良き秋をお過ごしください。
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