昨日の夕方ドレスデンから帰ってきました。時差といい意味での疲れがいまだ身体に充満しています、がともかく無事に帰ってきました。
妻も私も、今はただ安堵感に包まれています。ことさらに何の先入観、予備知識、一切持たず直前まで働きドレスデンに向かい、いきなりレイ君のお父さん夫妻のお迎えで(チェコのプラハの空港まで車で約2時間)この結婚式の旅は始まりました。
着いたのが、13日の現地時間の夕方の5時、式は18日、それまで4日間、向こうの家族と交流の時間がもてたのが、あらゆる意味で助かりました。レイ君のアレンジですべてが進行したのですがよくスケジュールが練られていることに感心しました。
この間体験した出来事を、つぶさにお伝えすること、今朝はちょっと無理ですが、一ことすべてにおいて、普段とは異なる時間が流れました。あらためて人は時折文化的土壌がまったく異なる環境に身を置く旅をすることが肝要だと再認識しました。
ドレスデン、エルベ川とともにある歴史的な古都に生まれた、レイ君の故郷で行われた結婚式は、まったく私の知らない、想像力の及ばない、期待を超えた素晴らしいものでした。
式は、昔からの村の地区の行事として親族友人の参加のもとにごぜん10時半から厳粛に行われ、近くのカフェで軽い昼食ののち、場所をエルベ川のすぐほとりに立つレストランで午後2時半から、60名以上の方たちが参加しての、楽しいというしかない結婚披露パーティが新也まで続きました。
親ばか丸出しですが、働きながら忙しいさなかに、よくこれほどの準備をしたものだと感心しました。おそらくはレイ君の人柄がすべてだと思いますが、集まった方々すべてが二人の前途を心から祝福する雰囲気で満ち満ちていました。
長時間の進行の中、参加者全員の人柄がわかるゲームなども織り込みながらの飽の来ない展開で、最後のダンスパーティまで私はしっかりと二人の結婚式を楽しみ見届けました。
わずかな滞在時間の中で、レイ君の家族ともすっかり打ち解けました。お互いに新しい家族ができたことを共通認識しました。レイ君のお父さんが必ず日本にゆくと言ってくれました。
レイ君のおばあさんが、私の母と同じようにとても元気で人柄が義理の母と似ていて、やはりこの方あっての家族なのだということが分かりましたし、そのおばあさんをレイ君がことのほか大切にしているのも伝わってきました。
ともあれ、今朝はこれくらいにしますが、エルベ川と五十鈴川、私にとってとても大切な川ができました。レイ君と娘がこれからどのような家族を築いてゆくのかを可能な限り見届けながら、新しく異国にできた、向こうの家族とも関係を深めてゆきたいとの、今は思いです。
おかえりなさいませ
返信削除おめでとうございます。
返信削除新郎新婦のおふたりとご家族・ご親族の皆さまに
幸多きことを心からお祈りしております。